2018年06月21日

日本代表は強国相手の戦い方を北朝鮮に学べ


ロシアで開催されているサッカー2018W杯は、日本代表がグループリーグでは「H組」になり、4チームの中では日本代表はFIFAランキングでは最低のランクであった。
 
したがって、「3強1弱」のなかでの総当たり戦では当然ながら勝ち目がなく、一部のサッカー専門番組以外では話題にもならなかった。
 
それが、優勝候補にも挙げられていた、前回のW杯ではベスト8のコロンビア戦に勝利したことにより、国内での注目度が突如上昇してきた。
 
1つには「アジアの国で初めて南米のチームに勝った」ということにより、「『アジアの誇り』『大迫 コロンビアに災難』 日本勝利に海外メディア」となり、決勝点を頭で叩きこんだ大迫選手に関しては、今朝の8時からの情報番組では4局が特集を組むほどであった。
 
しかし、「延長国会では加計孝太郎の招致と追及を行うべし」のつぶやきの冒頭でも紹介したように、「盆と正月が来たような幸運」により勝利した可能性が強いのだが、「喜ぶのは次勝ってから」といわれるように、日本代表の勝利により「H組」は「3強1弱」の「1弱」が消えてしまい「三つ巴の戦い」から得失点差の混戦状態になる可能性もある。
 
サッカー専門誌ではない一般紙でも、「サッカー日本代表 セネガル戦勝利で決勝T進出の条件とは」と予想記事を書いていた。

20180621_mainiti.jpg
【毎日新聞より】

 
コロンビア戦では、相手のエースであるロドリゲスが左ふくらはぎを痛めて練習不足のためコンディションもベストには程遠かったことで日本は救われた感じであった。
 
しかし次の相手はかなりの強国である。
 
<セネガル戦は苦戦必至 日本のキーマンとリスク回避策は?>
 2018年6月21日 日刊ゲンダイ
 日本が2戦目(日本時間25日)に対戦するセネガルは、世界トップレベルのサイドアタッカーのFWマネ(26=リバプール)などの個人技を生かした攻撃の印象が強い。が、ポーランドを2―1で下した試合は「組織的な堅守と速さが目立ちました」とドイツサッカー協会公認S級コーチの鈴木良平氏は指摘する。
 1人が抜かれても2、3人目がすぐにサポート。195センチのDFクリバリ(26=ナポリ)、196センチのMFサネ(27=ハノーバー)ら、高さでもポーランドの「壁」となった。前出の鈴木氏が続ける。
「4バックでスタートし、1点を先制した後は最終ラインに5人を並べる5バックに変更。ポーランドの絶対的エース、レバンドフスキ(29=Bミュンヘン)にほとんど仕事をさせませんでした。次戦、日本の攻撃陣でキーマンになるのは、香川、乾、大迫、柴崎。この4人のコンビネーションで崩すしかない。特にアイデアが豊富な香川だけは外してはいけません。この日も本田と交代してベンチに下がった途端、乾が孤立してしまい、周辺も機能不全に陥った。本田の運動量が少ないため、前線の大迫は1人で走り回ることになる。セネガルの堅守をこじ開けるために必要なのは香川。本田ではありません」
 セネガルはコロンビアとの最終戦の前に日本に勝っておきたい。勝ち点3が欲しいだけに、日本は攻め込まれることが予想される。どう守ればいいか。
「セネガルは自在にシステムを変えられるため、柔軟な対応が必要。日本は相手が4バックの際の守備は慣れているが、3バックだと、敵のウイングバックが攻撃に参加してくるケースが増えるので厄介。特に注意すべき点は4つ。誰がマークして対応するのかを徹底する。前線から積極的に守り、中盤では相手に前を向いて自由にドリブルをさせない。攻撃の起点となる中盤でボールを失わない。もし奪われたら、すぐ切り替えて対応する。最も脅威なのはエースのマネ。決定的な仕事ができる上に周りも生かせるケタ違いの選手。日本の場合は引き分けて勝ち点1でもいいと考え、リスクを負わないことも考えるべきです」(鈴木氏)
 引き分けなら御の字。ただし、勝ち点1を積み上げるのも難しい相手である。
 
初戦は油断していたコロンビア相手にリスクをあえて冒してでも試合開始早々に奇襲を仕掛けて奏功した。
 
セネガルは当然、日本の戦い方を研究しているので、「引き分けて勝ち点1でもいいと考え、リスクを負わない」戦い方が必要となる。     
 
さて、「改ざん文書提出は『法に違反』 会計検査院が認定」と認定された改ざん文書が作られた発端は言うまでもなく、安倍昭恵の名前を消すことにあったことは、大方の国民も感づいている。
 
その渦中のお騒がせの人物が、謹慎中であったらしいのだが、またもや怪しげな会合で厚顔無恥振りを発揮していた。
安倍昭恵夫人“独演会” 森友「無反省音声」公開!」 
まさに「アキエにつける薬ない」といったところか。
 
ところで、話は全く変わるが米朝首脳会談では、トランプ大統領は北朝鮮に対して人権問題は話題にしなかったと報道されていた。
 
そのことは、難民対策に関しての自らの人権意識の低さからもうかがい知れる。
 
そして、よせばいいのに余計なことを他国にしてしまうトランプ大統領。
 
トランプ氏 難民対策でメルケル氏批判ツイート繰り返す
 
それは、G7におけるメルケル独首相とトランプ米大統領のこんな対峙が伏線にあったのであろう。
 
20180611_nikkei.jpg【対峙するメルケル独首相とトランプ米大統領。その奥で腕組みする安倍首相=ロイター
 
もっとも以前から、メルケル独首相はこんな発言をしていたことが明らかになった。
 
「距離は離れているが、日本とドイツは親密なパートナー」
「(国際社会における)日本の役割を評価している」
「ロシアを挟んで西にドイツ、東に日本」
「米国やロシアより日本を重視」
 
どうやら一連の発言は日本に対する単なるリップサービスではなかったらしい。

ドイツ外交は本心はとっくにトランプ政権を見切っており、信頼できぬからトランプ流の取引(ディール)に応じるつもりもない。
 
そして米国と対峙しながら米国以外のパートナーとして日本を選ぼうとしているらしいと、「メルケル独首相、親日発言のわけ」という記事が伝えている。
    
その結果、米国はどうなったのか。
 
<「米の発言力 低下招く」 国連人権理からの離脱表明>
 2018年6月21日 朝刊 東京新聞
20180621_tokyo.jpg 【ニューヨーク=赤川肇】米国のトランプ政権は19日、イスラエルを擁護する自国の主張が通らない国連人権理事会(47カ国)を「政治的偏向の巣窟だ」(ヘイリー米国連大使)と非難し、人権理からの離脱を表明した。だが、専門家からは多国間の人権問題を話し合う場は人権理以外になく、「離脱は米国の発言力を減衰させる」と、離脱を疑問視する指摘も上がっている。
 「イスラエルを北朝鮮やイラン、シリアより悪者として扱う人権理はバカバカしく、その名に値しない」。パレスチナ問題で人権理が3月にイスラエル非難の決議を採択した際、ヘイリー氏は人権理の存在意義を否定する声明を出した。
 しかし、国連の全加盟国による国連総会でも13日、パレスチナ市民へのイスラエル軍の過剰な暴力を非難する決議が採択されるなど、パレスチナ問題を巡るイスラエル批判は国際社会の多数意見。必ずしも人権理の「政治的偏向」とはとらえられていない。
 18日に始まった人権理では、米国内の人権問題もやり玉に。ゼイド人権高等弁務官は冒頭演説で、不法入国した親子を引き離して収容するトランプ政権の「ゼロ・トレランス(不寛容)」方針を「親の行為で子どもを罰している」と非難。これに対し、米国は「国連からも誰からも国境管理の方法で指図は受けない」(ヘイリー氏)と一顧だにしていない。
 人権理の特別報告者(極貧・人権担当)を務めるフィリップ・オールストン米ニューヨーク大法科大学院教授(国際法)は「大多数の国々が代え難い場とみる人権理からの離脱は、米国の発言力を減衰させる。人権理に残って建設的な対話に努める方が、よほど生産的だ」と苦言を呈する。
 グテレス国連事務総長は報道官を通じたコメントで「米国には人権理にとどまってほしかった」と無念をにじませた。
◆米の批判に中国反発
 【北京=共同】トランプ米政権が国連人権理事会からの脱退を表明したことについて、中国外務省の耿爽副報道局長は20日の記者会見で「遺憾の意を表明する」と述べた。
 人権理は「人権事業の発展を共同で促進する重要な場所で、各国は皆、重視している」と主張。その上で「中国は国際人権事業の健全な発展のため貢献していく」と訴えた。
 米国が中国を名指しし、基本的人権を軽視する国々が理事会メンバーであると批判したことについては、「中国の人権事業は巨大な発展と進歩を遂げている」と述べ、反発した。
 
人権問題を語るときに「政治的偏向」という概念はないはずである。
 
北朝鮮は、たしかに数十年前に日本人を拉致するという犯罪を犯したが、それ以降は拉致された日本人は確認されていない。
 
しかし、イスラエルは現在もガザ地区でのパレスチナ人の虐殺を続けている。
 
無差別殺人ともいうべきイスラエルの虐殺行為に対して米国は批判するどころか支持しているのである。
 
トランプ大統領の北朝鮮の金正恩との首脳会談も世界平和のためではなく、自己の大統領選の中間選挙対策であることは周知の事実であろう。
 
したがって北朝鮮の「非核化」作業における莫大な資金も、日韓が負担すべきであると言い放っている。
 
核保有大国である、米国、ロシア、中国に対して弱小国の北朝鮮が米国との首脳会談で予想を上回る成果を米国から得たと伝えられている。
 
北朝鮮の真の狙いは核保有国として認知してもらうことであろう。
 
サッカー日本代表が、格上のコロンビアを破り、同様にセネガルやポーランドと対等以上に戦えば、ベスト16に手が届き、さらにベスト8も決して夢ではないことは、北朝鮮の巧妙な外交振りをみると、決して不可能なことではないかもしれない、とオジサンは思う。

   
posted by 定年オジサン at 12:56| 神奈川 ☁| Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする