2018年10月11日

豊洲市場開場だからあえて問題点を再確認する


今日から豊洲市場が開場した。
 
朝の情報番組では各局が取り上げていたが、もろ手を挙げた歓迎内容とと豊洲移転に疑問を持つ内容に分かれていたようであった。

そもそもは2年前の東京都知事選で「「いったん立ち止まる」との発言で豊洲移転反対派からの票を集めて当選した小池百合子都知事による土壌汚染問題が大きくクローズアップされたことから始まった。
 
もちろん、それ以前から多くの専門家からは豊洲市場の耐震構造の不安について様々な指摘があった。
 
しかし土壌汚染ということが「食の安全」というキーワードから最も国民の注目を集めたのだが、地下水の汚染度を測定するたびに値が変わり、常に許容度を超えていた。
 
今年になって移転日程が決まると、安全基準をはるかに超える数値が出ていても、大きく取り上げるメディアはなかった。
 
そして何を根拠にしたのかは不明だが、7月には小池百合子都知事は豊洲の「安全宣言」を行いメディアもそれに水を差すことは避け歓迎ムードを演出していた。
 
しかし、根本的な問題はなんら解消されておらず、今朝豊洲市場で最初の仕事をした仲買業者からはいくつかの不備が指摘されていた。
 
もうすでに「豊洲移転反対」は過去のものになってしまったが、今後、大きな致命的な問題が起きた時には一体誰が責任をとるのかが不明であり、そのためにはすでに明らかになっている問題と訴訟まで起こして反対している状況等を豊洲移転直前の3本の記事から紹介しておく。
 
<豊洲市場開場直前、関係者から不満噴出「朝はパニックに」>
 2018年10月5日 7時0分 NEWSポストセブン
・・・前略・・・
 豊洲市場が仕入業者らに初めて公開されたのは9月下旬。東京都内の高級すし店主A氏は「このままじゃ市場に入場することすらままならない」という。
「築地には6か所ある入場門が豊洲には1か所しかないから公開日には車が大渋滞した。公開日に集まったのは1000人程度だが、市場には荷受や配達トラックなどで1日2万人ほどが早朝に密集する。セリに遅れて鮮魚を仕入れ損ねたら、お客さんにどう謝ればいいのか。そもそも駐車場の場所すらしっかり決まってないんだから、大変なパニックになるのではないか」
 豊洲市場で準備を進める仲卸業者B氏も続ける。
「豊洲市場では、生簀の水を流したら排水溝の径が狭すぎて詰まって水浸しになった。俺たち現場の声を聞かず、使い勝手を度外視してつくったから、こんなことになっているのではないか」
 豊洲移転問題の解決を託されて都知事に当選した小池氏が開業延期を決定したのが2年前。そこから都は何をやっていたのか。
「市場の本来の機能という重要な課題が、土壌汚染問題から盛り土の話にすり替わって、安全宣言ですべて解決したみたいになってしまった。小池さんは世間の関心がある時だけ口を出してその後は知らんぷり。それはないんじゃないか」(仲卸業者B氏)
「築地の中で移転賛成派と反対派に分かれたのは事実だが、その間に役人がどんどん建設を進めてしまった。とにかく10月の開場に間に合わせることだけが都の目的になっていったのではないか」(仲卸業者C氏)
 このままなし崩しに開場することへの危惧を、前出・すし店主A氏はこう口にする。
「市場に行けば信頼を築いた仲卸さんから自分で納得した魚を仕入れることができる。そうやってすし職人も目効きになれる。それが“世界に誇る築地ブランド”だったのに、豊洲市場移転でその信頼が壊れてしまうんじゃないか」
 
<「湿気がひどくてマグロにカビが生える」開場目前の豊洲市場に不安の声が高まる>
 2018/10/09 文春オンライン
地盤沈下によって引き起こされた巨大な「ひび割れ」
「ここにきて、移転推進派だった人たちまで、顔を曇らせていますよ」(仲卸業者・男性Aさん)
 一体、何がそこまで不安視されているのか。築地市場に赴き、人々の声を拾った。
 この記事の画像(18枚)
 「築地を離れることの寂しさ、というような情緒的な話ではないんです。いい話がまったく聞こえてこない」(同前)
 豊洲市場はこれまで土壌汚染問題が、度々、取り上げられてきたが、その汚染状況も改善されない中、ここへきて、建物そのものに対する問題が持ち上がっている。
 そのひとつが、深刻な地盤沈下だ。
 9月上旬、仲卸棟西側で、横幅約10メートル、段差約5センチという「ひび割れ」が発見された。地盤沈下によって引き起こされた巨大な「ひび割れ」である。
「豊洲の店舗にダンベ(魚や水産物を入れる業務用冷蔵庫)を入れたら、それだけで床が沈んでしまった、という話もあります」(仲卸業者・男性Bさん)
 豊洲は、もともと地盤が非常に緩い。その上に重厚長大な建物を作った。先日は、工事を請け負った業者から、「地中に打ち込む杭が十分に支持層(固い地盤)に届いていない」という内部告発もなされている(『週刊現代』2018年9月1日号)。
「豊洲の床耐荷重は本当に、大丈夫なのか」
 緩い地盤、偽装工事……。ただでさえ不安が募る中、9月下旬になって、突如、豊洲市場内に貼り出された紙が、業者の人々をさらに驚愕させた。
「貼り紙に、『2.5トンフォークリフト、800kg』と書いてあります。2.5トンフォークリフトといったら、2.5トンの荷を積めるリフト、という意味なんです。それなのに、800キロまでって。一度にそれしか運べないのでは仕事になりません」(仲卸業者・女性Aさん)
 この貼り紙は、「豊洲の床耐荷重は本当に、大丈夫なのか」という不安を改めて市場関係者に与えることになった。ターレ(運搬車)は本体だけで800キロ、荷を載せれば2トン近くになる。フォークリフトはさらに重く、荷物を載せれば6トンに近い。築地は1階部分だけが売り場だったため心配する必要がなかった。だが、豊洲の場合、中卸棟の売り場は4階まである。床が抜けたりしないか、十分な重みに耐えうる設計になっているのか。不安の声は尽きない。
「とても臭くて白濁していたそうです」
 9月23日には、汚染水がマンホールから噴き出すという、信じ難い出来事も起こった。仲卸業者のひとりで、「築地女将さん会」会長の山口タイさんが語る。
「仲卸業者が移転の準備のために、豊洲に行っていた時、偶然、見つけたんです。水は、とても臭くて白濁していたそうです。たまたま彼らが発見したから明るみに出ましたが、そうでなければ、都はこれも隠蔽したんじゃないでしょうか」
 東京都は、地下水の上昇を抑えるために地下水管理システムを導入。地下水の水位が上昇した際には、速やかに浄化して、外に排出できると説明した。だが、そのシステムが機能せず、浄化前の地下水が、そのままマンホールから噴き出したのである。
 地下水は言うまでもなく、汚染されている。
 東京都は、この件に関して「地下水を汲み上げて排水施設に送るための送水管の空気弁に付着物が挟まったことが原因」として、「過去に同様のケースはなく、今後は再発防止に務める」との見解を示した。だが、この説明では仲卸業者の不安は少しも解消されない。
 
【衝撃! 豊洲新市場のマンホールから大量の“クサイ水”が】

 
マグロの身にカビが付着したら……
 湿気とカビは、より深刻な問題である。
「とにかく豊洲市場は湿気がひどいんです。地下水が水蒸気になって上がってくるのに、建物が密閉型で窓ひとつない。温度を冷暖房で常に25度になるよう設定しているので、特に夏場は、ダクトを通じて室内にも水滴が生じる。開店すれば、店内に冷凍庫やダンベといった冷蔵機器を入れ、冷凍食品を扱うわけだし、水も流す。益々、湿気が出るはずです。
 開場前の今現在で、空調を24時間フル稼働にしても、湿度が70パーセント。高い時は90パーセントを超える。だから、ものすごくカビが出るんですよ。カビは生ものに付着して繁殖する。一番、心配なのはマグロです。マグロの身にカビが付着したら、3、4日後に発生する。豊洲で売る時は目に見えなくても、小売店に渡ってからカビが出ることも……」(仲卸業者・男性Bさん)
 都も、ここまでの湿気とカビの発生は想定外だったのだろう。開場を目前にして、至るところに、大型の除湿機を断りもなく設置した。仲卸業者の女性が、憤慨しつつ語る。
「最近になって、突然、巨大な除湿機が無造作に通路にボンボン置かれたんです。カビ対策なんでしょうね。でも、こんなものがあったら、危なくてターレを走らせられない」
 湿気を除去する根本的な手段がなく、この巨大な除湿機を都は置いたのだろうか。
豊洲では「買い回し」ができない
 市場機能を無視した構造上のミスをあげる声も数多く耳にした。
「豊洲は築地のようにコンパクトにまとまっていない。だだっ広いばかりで、まったく動線を考えて作られていないんです。これでは、仲卸棟で魚を買って、青果棟で野菜も買う、という『買い回し』ができません。それに、鮮魚は新鮮さが命。時間をかけないように機能的に運ばなくてはならないのに、築地の何倍も時間がかかる」(仲卸業者・男性Aさん)
 卸、仲卸、青果棟と、これまでは三つの機能がワンフロアに集約されていた。階段やエレベーターとは無縁だった。
 だが、豊洲は3か所に建物が分かれており、しかも、それぞれが幹線道路によって分断されている。また、仲卸棟の積込場や店舗は1階から4階まである。
「それなのに、エレベーターは6基のみ。4階まで買いに来てもらえるのか。本来、市場は築地のような平屋が理想なんです」(仲卸業者・女性Aさん)
漁港から大型トラックで運ばれる魚や水産物は、まず、大卸(水産卸)に持ち込まれ、セリや相対取引を経て、仲卸の各店舗に運ばれる。1日に扱う鮮魚や水産加工物は2016年度で1628トン、青果は1021トンにのぼる。
「築地では、すべての売り場が繋がっていたけれど、豊洲では、卸棟と仲卸棟は別の建物。地下道で荷物を運ぶことになる。ところが、その地下道は3本しかない上に、傾斜がきつく、ひどいヘアピンカーブ。あれでは、ターレから荷が崩れ落ちてしまう。それに、道幅が狭くて接触事故を起こしそうです」(仲卸業者・Aさん)
 こうした初歩的な設計ミスは、いたるところで指摘されている。
 大型トラックは、大卸のトレーラーヒットに横付けされ、横面扉が開いて、荷を下ろす。だが、豊洲の設計者は、コンビニなどを回っている一般的なトラックのように、縦付けして、後ろの扉を開き、荷を下ろすものと思い込んで設計していた。
 また、排水溝が設計ミスで浅く、詰まりやすいという声もあった。
「大量の水で魚の血や鱗を洗い流すことができないようでは衛生を保てないのに……」(仲卸業者・男性Bさん)
 市場の命は水だ。築地では真水と海水で流し清め、排水し続け、食の衛生を守ってきた。だが、豊洲は水を大量に使えば、構造上の不備で排水は詰まり、さらにはカビが出てしまう。大変なジレンマだ。
駐車場の数が圧倒的に足りない
 アクセスの点でも、問題は広がっている。
 最寄り駅はゆりかもめの市場前だが、始発でも競りの時間には間に合わない。
 東京メトロ有楽町線の豊洲駅からでは、徒歩で20分。自動車を使う場合も、駐車場からの距離が遠く、さらには、駐車場の数が圧倒的に足りないことが判明し、追加工事が急遽行われた。開場すれば、約1800台のトラックやバスが早朝から押し寄せることになるはずだが、周辺の道路環境は整っておらず、橋を渡らなければならないため渋滞が懸念されている。
「豊洲は時間がかかるだけだと敬遠されて、誰も来なくなってしまうのではないか。市場の機能を理解せずに設計して、手直しもできないという状況だ」(仲卸業者・男性Aさん)
「このまま開場したらパニックになる。ターレの激突や床の陥没も心配だ。死亡事故が起こるんじゃないかと心配です。何より食品の安全性が保てるのか」(仲卸業者・男性Cさん)
 こうした状況を受けて、一部の業者は9月19日、「移転差止請求」を東京地方裁判所に出した。
「よもや都知事が『安全宣言』を出したり、農水省が認可を下ろすとは思えなかった。私たちは最後の手段として司法に訴えたんです。都知事は2年前に移転延期を決めた。それから状況は何も改善されていないのに、今度は何の説明もなく強引に移転を決めた」(「築地女将さん会」会長・山口タイさん)
 豊洲市場が抱える多くの問題を、どう捉えているのか。今、この状況で市場を開場することは正しい判断といえるのか。小池都知事は説明を求める市場関係者と真摯に向き合うべきである。
 
<豊洲市場開場に待った! 築地「女将さん会」らが移転差し止め訴訟>
 2018年10月9日1:03PM 週刊金曜日オンライン
 「『盛り土』もウソでした。『汚染物質はすべて除去』もウソでした。すべてがウソなのです。これで移転計画が中止にならなければおかしいと思います」
9月19日、東京都(小池百合子知事)が進める築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転に反対する水産仲卸業者の山口タイさん(75歳)はこう話した。
この日、山口さんほか仲卸業者ら56人は、東京地裁に移転差し止めを求めて提訴、同じく仮処分も申し立てた(注)。都は10月6日で築地市場の営業を終了、同11日に豊洲市場を開場させる予定だ。
だが、今年6月の地下水調査でも環境基準の170倍のベンゼンが検出されるなど豊洲市場には深刻な汚染が残されている。都は有害物質に汚染された土壌や地下水を「無害化」すると約束した(2010年)が、追加工事を含めて897億円もかけた土壌汚染対策は大失敗に終わったのだ。
だが、7月30日、都の専門家会議(座長=平田健正・放送大学和歌山学習センター所長)は、豊洲市場で行なわれた追加工事について「将来のリスクを踏まえた安全性が確保された」と評価。地下に汚染があっても遮断されているので地上の市場建物内は安全との理屈だ。小池知事は翌31日に「安全宣言」をした。原告の新井眞砂子さん(76歳)は、「安全宣言をしなければならない市場なんてほかにどこにありますか」と批判した。
原告によれば、土壌汚染対策が不十分な豊洲市場に移転すれば消費者の不安は大きくなり、営業上大打撃を受けるのは必至だ。また、最近豊洲市場で地盤沈下によるコンクリートのひび割れが発覚したが、すき間から地下の揮発したベンゼンなどが市場建物内に入り食の安全が脅かされ、仲卸業者らの健康も害される危険性がある。さらに豊洲市場ではカビが発生したり、駐車場不足のほか、開場すれば都の市場問題プロジェクトチームの試算で年間約100億円の赤字が見込まれるなど問題山積という。
弁護団長の宇都宮健児弁護士(元日弁連会長)によれば、裁判では人格権に基づき移転の差し止めを求める。
「人格権とは、個人の生命、身体、生活に関する利益の総体であり、憲法13条(幸福追求権)、25条(生存権)から導かれる権利で、判例もあります」と同弁護士は説明した。大飯原発(福井県)の運転差し止めを住民が求めた訴訟では、結局は今年7月、名古屋高裁金沢支部で住民側の逆転敗訴が確定したが、一審福井地裁(樋口英明裁判長)は2014年に人格権に基づいて差し止めを認めている。
【「旗を立てよう!」】
仲卸業者の女性らでつくる「築地女将さん会」が、移転期日半年前の今年3月に水産仲卸業者に実施したアンケート調査では、535業者中261業者(48・6%)から回答を得たが、「今からでも中止するべき」82業者(31・4%)、「凍結して話し合うべき」101業者(38・7%)で豊洲市場への移転の「中止」「凍結」の合計が183業者で、約7割を占めた。
前出の山口さんは「築地市場の多くの関係者が移転には全く納得していません。それが皆さんの目に触れるよう『旗を立てよう!』と提訴しました」と話した。の
「女将さん会」は、これまで小池知事に公開質問状などを5回以上出したが、ことごとく無視。他方で知事は「女将さん会のご主人方も、一方で準備もされておられる」(8月3日定例記者会見)と発言、「情報はつかんでいる。抵抗してもムダ」と言わんばかりだ。
都は築地市場の解体を営業終了後から始める。原告の宮原洋志さん(67歳)は「私は豊洲には行くが、築地でもやります。10軒か20軒の仲卸業者は間違いなく築地に残ります。豊洲の卸から荷を運んで販売します。私たちが営業している限り、(財産権に基づく)営業権があるから都は築地市場を閉鎖できません」と決意を述べた。
原告は裁判で闘い、日々の生活でも闘う徹底抗戦の構えだ。
(永尾俊彦・ルポライター、2018年9月28日号)
(※編注:仮処分申し立ては10月4日に棄却されたため、仲卸業者らは東京高裁に即時抗告した)
 
以上紹介した現場の声をもとに、数年前には豊洲市場問題で連日メディアに登場していた建築エコノミストの森山高至がまとめた「豊洲の主な7つの問題点」を列挙しておく。
 
1.不便なアクセス(立地計画の問題)
 これまでの築地市場における地下鉄、バスや自動車や自転車を使ったアクセスと比較し、時間がかかりすぎる。公共交通機関が新交通システム「ゆりかもめ」しかない豊洲市場は、利便性比較において、買い出しのための往復交通で1時間近い時間の差がでるという。
2.市場の循環機能が分断(配置計画の問題)
  全国の水産生産者から大型トラックで搬入する卸売業者の7街区建物と、その卸売業者から選別購入し小売業者や飲食店に販売する仲卸業者の6街区建物が真っ二つに分断されている。
 築地市場では卸売が搬入する店舗の空間は連続し、十数本の連絡通路が網の目のごとく張りめぐらされ、ちょうど我々人体における心臓と血管のような構造をもっている。その中で場内流通を請け負う多くの約2,000台以上のターレと呼ぶミニトラックによって迅速に搬入する。この循環機能の経路が、豊洲市場では都道の分断により大きく組女なわれている。そのことによる場内流通の渋滞や荷物の延着が心配されている。5街区の青果棟まで1キロ近くも離れており、築地のように魚を買った後に刺身のツマや野菜を買い回ることも難しくなる。
3.基本寸法を無視した店舗の間口(平面計画の問題)
 豊洲市場につくられた仲卸店舗は、築地市場の実情とあまりにもかけ離れている。それは基本寸法の問題だ。日本の建築空間は畳の広さで部屋の大きさを計るように尺寸でできており、中に入れる家具や器具も基本尺寸が元になっている。築地もこの6尺(約1メートル80センチ)という畳にの長さの寸法で店舗間口ができている。
 しかしなぜか豊洲市場はでは1メートル50センチに狭められその分店舗の奥行きを伸ばしたので同じ面積だと東京とは考えているらしい。まったく机上の数字合わせとしか言いようがない欠陥寸法である。長い包丁や切断加工機械を使っての仕事が難しいだけでなく、事故につながるような危険な店舗を生み出すことになっている。
4.荷物配送が困難な環境(断面計画の問題)
5.鮮魚を扱う「水」の不備(設備計画の問題)
6.物流の結節点が消滅(物流設計の問題)
7.年間約100億円の赤字(運営計画の問題)
 
まだまだ数多くの問題が取り残されているのだが、中には「住めば都」とばかりに、徐々に慣れてくると楽観する外野の連中もいるが、日々そこで真剣勝負をしている業者たちは、慣れる前にストレスが蓄積してきて思わぬ事故につながる恐れもある。

いまさら後には簡単に戻れないが、開場前に各方面から指摘された点を全て無視して開場させたのは東京都であり最終責任者は小池百合子都知事であるということは逃れられない事実である、とオジサンは思う。 

posted by 定年オジサン at 11:41| 神奈川 ☁| Comment(0) | 築地市場移転問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする