2011年04月11日

苦渋の選択か?

約1ヶ月余りの間、うんざりするほど目や耳にした「想定外」という言葉だったが、昨日の都知事選およびその他の主要知事選では、残念ながら「想定内」の結果だらけだった。
 
とりわけ東京都知事選は、東日本大震災発生の日に出馬宣言した石原慎太郎が、まさにこの震災を奇禍として選挙運動期間中ずっと東京都の防災服を着て、自粛ムードの強かった選挙戦で首都圏の防災問題を声高に語るだけで過半数には届かなかったが、独走、圧勝した。
 

<石原都知事 大差4選 民主、対決知事選で全敗>
  2011年4月11日 東京新聞朝刊
 第17回統一地方選の前半戦は10日、12都道県知事選と四政令指定都市の市長選、41道府県議選、15政令市議選が一斉に投開票された。東京都知事選は、現職の石原慎太郎氏(78)が東国原英夫氏(53)や渡辺美樹氏(51)らを大差で破り、4選を果たした。神奈川県知事選は民主、自民、公明の3党が事実上相乗りした新人の黒岩祐治氏(56)が他の3新人を破り、初当選した。民主、自民の2大政党が実質的に対決した北海道、東京、三重の三都道県知事選は民主党が全敗した。民主党は道府県議選でも現有議席を大きく減らす惨敗となった。
 東京都知事選は、無所属で現職の石原慎太郎氏が大差で4選を果たした。投票率は57・80%(前回54・35%)だった。
 石原氏は被災地支援の公務を優先、ほとんど選挙運動をしなかったが、知名度と3期12年の実績を生かし、ほかの追随を許さなかった。実質支援した自民、公明支持層に加え、民主支持層の一部からも支持を得た。
・・・後略・・・
 
この結果を嘆き、怒って、ネット上では都民に八つ当たりする激しい口調が見られた。
 
■予想通り、8時の時報と同時に石原慎太郎の当確が報じられた。
東京都民は、やっぱり馬鹿者揃いの「愚民」だった。
何しろ、「震災は天罰」と暴言を吐き、わざわざ訪問先の福島で「私は原発推進論者だ」などと公言した石原慎太郎をやすやすと4選させたのだから、東京都民は東日本大震災の被災者の方々に喧嘩を売っているようなものだろう。
アホ丸出しの東京都民につける薬はないが、原発推進派にして、かつて「日本の原発は東京湾に作っても安全だ」とほざいた石原を支持した以上、石原に投票した東京都民は、「今こそ東京湾に原発を!」という大運動を起こすべきだろう。
 
◆それと東京都民の選択だが、都民は「原発は不安だが現状維持すべきだ」と漠然と考えていると思われる。しかし、今後日本の原発が次々と建設から30年ないし40年の耐用年数を迎える以上、原発を新設しないで現状維持することなど絶対に不可能で、現在の原発依存度30%を守ろうとするだけで、原発を新設せざるを得ないのである。そして、地方はそんなものを受け入れてくれるはずもないから、原発は東京湾にでも建設する他はない。
石原慎太郎を選んだことは、上記のような選択を東京都民がしたということを意味するのである。
もっとも、石原に投票した人は高年齢者ほど多かったらしいから、そういう人たちは要するに自分が死んだ後のことなどどうでも良いのだろう。
東京のジジババが日本を滅ぼす。今回の東京都知事選を一言で言うとこうなる。
 
とてもオジサンはここまでは書けないのだが、心情は十分に分かる。
 
ところでオジサンは「朝日新聞」はズット以前に購読をやめたのだが、たまに情報収集としてはテレビ朝日のニュースを見ることはある。しかし通信衛星(CS)等を利用して24時間放送しており、全国各地のケーブルテレビ局やスカパー!(256ch)、スカパー!e2(352ch)などを通じて 有料視聴することが出来ると宣伝している「朝日ニュースター」などは、見ることができない。
 
しかし、今回の大震災に伴う福島第一原発大事故に関して、いろいろと資料等を調べていたところ、この前つぶやいた内容に近いことを言っているブログに出くわし、そこからこの「朝日ニュースター」の「ニュース解説 眼」が放送された時のビデオを見つけた。
 

 
絶対に民間放送では放映されない内容で、とりわけ今回の放送では地上テレビでは聞くことができないものである。
 
その中で解説の元共同通信記者のフリージャーナリストの青木理が、3月末放送のテロビ朝日の「朝まで生テレビ」に出演した際に「放射能を怖がりすぎるのが問題だ」「津波では死者はいっぱいだが原発では死者は出ていない」「チェルノブイリ事故では子供の甲状腺がんが増えただけ」などと鬼畜発言をした自称経済評論家らしい勝間和代の名前だけはとく実名で取り上げて、「相当なクズ発言」だったと堂々と批判している。
 
この際、勝間和代のブログを調べてみて驚いたのは、3月11日の東日本大震災発生から12日間は震災関連の記事がブログに登場していたが、原発事故については一切なし。
 
不思議なことに3月24日からは、突然「バイク(普通二輪)免許取得奮闘記」が4月11日まで続いている。
 
おそらく勝間和代信者たちを、原発事故関連からあえて眼をそらすかのような「公式ブログ」であった。
 
まさに東電漬けになった「クズ知識人」の姑息なやり方である。
 
ところで昨日の知事選では、国内最多の原子力発電所13基が稼動する福井県で、原発存続を主張する自民、公明推薦の現職知事が3選を決めてしまった。
 
敦賀原発1号機も40年以上経った老朽化した原発である。
 
福島第一原発の惨状をみればすぐにでも撤廃してもらいたい気持ちがいっぱいであろう。
 
しかし実態は原発と共存するしか生きる道がない有権者たちが「苦渋の選択」をしたのだろうが、このような人々をこれ以上日本に増やしてはならないと、オジサンは思っているのだがその道のりは決して遠くはない。

 
posted by 定年オジサン at 12:50| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | マスメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【確定】東京都=末期愚民の巣窟
Excerpt:  昨日の統一地方選挙で、石原慎太郎が78歳で都知事4選を果たした。  アレほどの失言(=本音)と2期目から続く失政を重ね、都政を私物化し続け、思考基準が戦前で停止し、尚且つ恣意的弾圧や検閲を肯定して..
Weblog: 漆黒ノ軍皇
Tracked: 2011-04-11 23:06