2017年07月28日

民進党という政党は、常に間違った選択肢を選ぶ政党らしい

各国のメディアからは右翼活動家(right-wing)として紹介されているが本人は「Conservative(保守)」であるという水島総。
 
あの日本文化チャンネル桜代表取締役であり、2010年2月2日、保守派の国民運動団体「頑張れ日本!全国行動委員会」を結成したのだが、この団体の福井県支部の相談役であったのが、昨年10月に亡くなった椿原泰夫
 
その娘が司法修習生時代の同期であった稲田龍示と結婚し、「お騒がせオバサン」の稲田朋美となった。
 
親譲りのゴリゴリの保守の申し子であり、これがまた同じ思想の安倍晋三の眼にとまり、政治家としては分不相応の待遇を受けてきた。
  
福井県生まれの稲田朋美のトレードマークである眼鏡の枠の一大生産地・鯖江市で眼鏡製造会社を営む支援者の1人の女性は「福井の眼鏡をPRしていただいたことは感謝するが、都議選での応援演説などを聞くと、閣僚としてもう少し言葉を選んで発言してほしかった」、といい福井市の会社員は「期待していたが、蓋を開けてみれば安倍さんの操り人形だった。『防衛省、自衛隊としてもお願いをしたい』の発言で、もう駄目だと思った」と見放していた。

  「稲田氏、辞任の舞台裏 悪循環の末、内閣改造までもたず
 
こうなれば、ガンガン安倍内閣を追い詰め倒閣運動の先頭に立つはずの野党第一党の民進党では、7月25日の両院議員懇談会で、東京都議選敗北の責任を取って幹事長を辞任する意向を表明した野田佳彦幹事長に続き、蓮舫代表までもが辞任することになったという。
 
  「蓮舫・民進代表、辞任へ 党運営、行き詰まり 前原・枝野氏、意欲
 
相変わらず民進党も人材不足の感は免れないが、稲田朋美防衛相が「追い詰められ」辞任表明とわざわざ同じ日に、蓮舫は「行き詰まり」辞任を表明したのだが、まさに現在の瓦解寸前の民進党の姿をよく現している。
 
さて、宮城県仙台市での市長選挙は野党共闘によって自民・公明推薦候補を破り、その勢いで現在は横浜市長選が真っ盛りである。
 
<横浜市長選 野党3党 早朝宣伝 『自民べったり市長に審判』>
 2017年7月27日(木) 赤旗
 横浜市長選(30日投票)で26日、元民進党市議で市民と野党の共同候補の伊藤ひろたか氏(39)=無新=を押し上げようと、日本共産党の山添拓参院議員、民進党の真山勇一参院議員、自由党県連常任幹事の渡辺昌司氏がそろって横浜駅の全出入り口で早朝宣伝し「東京と仙台に続き、横浜でも自民党べったりの現市長に審判を下し、安倍政権に痛打を与えよう」と訴えました。
 山添氏は、現職の林文子候補が経済政策としてカジノ誘致をすすめようとしていることを「人の不幸の上に経済成長をしようだなんて、まともな経済政策ではない」と批判。「伊藤候補は、若い世代のリーダーとして、市議会議員を10年務めました。カジノではなく、子育て支援にお金を使う、当たり前の政治を実現しよう」と訴えました。
 真山氏は、自民党、公明党が推薦する林氏は、安倍首相や菅官房長官べったりだと指摘し「伊藤ひろたか候補の勝利で横浜に若いリーダーを誕生させ、安倍政権に好き放題させない新しい横浜をつくろう」と呼びかけました。
 渡辺氏は「ばくちは経済成長に逆効果。伊藤候補が実現を掲げる中学校給食や本当の待機児童ゼロといった未来への投資こそ経済を押し上げます。横浜市民の選択で国政を変えよう」と語りました。
 通りがかった女性(70)は、野党が共闘している姿に「良いと思う人をいっしょに応援する、こういうことはいいですね。横浜にも改革が必要です。若い人に託したい」と期待を寄せました。
    
選挙戦が始まり現職の林市長は「カジノ誘致」を争点にしなくなったらしいのだが、そもそも、カジノを誘致に関しては、「横浜市長選の争点『カジノ誘致』は加計問題と同じ、アベ友への利益誘導だ! 仙台市長選に続き安倍自民党にNOを」という問題がひそんでいるのだが、当記事の最後はこう結ばれていた。
 
“隠れカジノ推進派”にしか見えない林氏だが、4年前の市長選で支援した民進党は自主投票となったものの、新潟県知事選と同様、蓮舫代表を含む同党所属の国会議員が応援に駆け付ける可能性はある。共産党も自由党も伊藤氏支援を決定、実質的な野党統一候補を市民団体が応援、自公と連合支援の候補を追いかける展開も新潟県知事選とよく似ている。「カジノ誘致にイエスかノーか」を問う横浜市長選で、都議選に続き安倍政権に再びレッドカードが突き付けられるのか否かが注目される。
 
気になる箇所はここである。
 
「民進党は自主投票となったものの、新潟県知事選と同様、蓮舫代表を含む同党所属の国会議員が応援に駆け付ける可能性はある」
 
この記事は7月23日付なので原稿はもっと早い時期であろうが、こうもあっさりと蓮舫代表の辞意の表明があるとは想定外だったに違いない。
 
なぜ30日の投開票日以降まで待てなかったのだろう。
 
そして今回の横浜市長選は民進党が4年前には現職の林市長を支援したこともあり、党内調整は失敗し自主投票になっている。
 
そこまでは、お家の事情から仕方がないかもしれないが、蓮舫辞任後は同じ女性のこの人と期待されていた元検事が、林市長応援にまわっていたことに対して支援者からは批判が続出していた。

 
 
共産党のように政権を狙わない野党は「たしかに野党」であるが、少なくとも野党第一党は常に政府・与党を批判しながら、国民の不平不満の受け皿にならなくてはならない。
 
政府案に「修正合意」をしようとした連合は決して労働者のための組織ではなく、同様に常にわずかばかりの修正案を認めてもらい強行採決に参加している日本維新の会などは、決して野党ではない。
 
オジサンは先日、仙台市長選の野党統一候補勝利の翌日は、「安倍政権の崩落は地方選から始まる」とつぶやいたのだが、横浜市長選に勝利すれば限りなく安倍政権へのボディブローとなってくる。
 
にもかかわらず、民進党の若きエースと言われていた山尾志桜里が自由投票といえども、大局観のない行動をするようでは、「民進党という政党は、常に間違った選択肢を選ぶ政党」と批判されても返す言葉がないのではないか、とオジサンは思う。

posted by 定年オジサン at 12:14| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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