2017年08月10日

疑惑のホトボリは決して冷ましてはならない

せっかくの「避暑」も後半は迷走し長寿といわれた台風5号の影響で寒い日々を送っていたが、昨日帰宅した時には、都心で38℃という異常な猛暑日で閉め切っていた我が家の室温はサウナ風呂なみであった。
 
その猛暑日の翌日は、今朝から冷房の部屋にいるような涼しさで、蝉しぐれと共に早くも虫の音が聞こえてきた。
 
日替わりで気温が10度近くも変化すると、体調に異変をきたす高齢者も多いらしい。
 
不在中に安倍内閣の改造があったらしいが、どうも評判が良くない。
 
表面的には「お友だち内閣」という悪評を避けるために、極力自民党内では「非主流」とか冷や飯を食わされていた連中を入閣させたり、当選回数の少ない若手を抜擢したりしたのだが、組閣発表の翌日には、はやくもこんな名前があがっていた。
 
◆一億総活躍担当相の松山政司
◆内閣官房副長官の西村康稔
◆防衛相に返り咲いた小野寺五典防衛相
◆茂木敏充人づくり担当相
 
安倍改造内閣はハレンチ閣僚だらけ! 16歳少女に女体盛り、北情勢緊迫の中キャバクラ通い、女性記者セクハラ
 
噂の類もあるのだろうが、マスメディアは組閣の度に一斉に過去の不祥事を調べるため、叩けばいくらでも埃が出てくるということであろう。
 
小池百合子都知事に言わせれば「スキャンダルをリデュース(抑制)、閣僚経験者に頑張ってもらうリユース(再利用)、ちょっとリフレッシュするということで、『3R』」内閣らしいのだが、新たな五輪担当相に就任した鈴木俊一元環境相に関しては「私の前の環境相であり、岩手出身。復興五輪を進めるのにふさわしい、素晴らしい人材」とほめていた。
 
ところが、この「素晴らしい人材」もスキャンダルではないが、「ガソリン代、3年で1400万円=鈴木五輪相の収支報告」と本人以外の事務所のスタッフの行状がばらされていた。
 
そして、定例の菅義偉官房長官の会見では、相変わらずこの記者とのバトルが繰り広げられていたらしい。  


<菅官房長官が壊れ始めた! 会見で「ここは質問に答える場所じゃない」、自分の著書のことを「知らない」>
 2017.08.09 リテラ
 昨日8日の菅義偉官房長官の会見だった。
 この日の会見で質問に出たのが、国家戦略特区のヒアリングに加計学園の幹部が出席していた問題。周知のように、2016年6月、国家戦略特区ワーキンググループが愛媛県と今治市からヒアリングをおこなった際、加計学園の幹部3名が同席していたにもかかわらず、公開されている議事要旨にそのことが伏せられていたのだ。さらには、発言内容を一部削除することで、発言主旨を真逆に書き換えるという議事録の改竄まで行われていたことも明らかになった。
これまで安倍首相らは「すべてオープンになっている」などとして議事録を根拠に選定過程の透明性を主張し、WGの八田達夫座長も「一点の曇りもない」などと説明してきたが、この政府の前提が改竄の事実により完全に崩れさったわけである。
 8日の菅官房長官の定例会見では、東京新聞の望月衣塑子記者がこの問題を追及。ところが、官房長官は、またぞろ「八田座長の答弁以上でも以下でもない」「ルールに基づいて行なっている」「承知してません」などとはぐらかし続けた。
 しかし、望月記者は引き下がらずにたたみかける。そして、2015年4月2日の今治市職員による官邸訪問時にも、加計学園の幹部が同行しており、その際、当時の下村博文文科相が「加計さん。しっかりやってくれよ」と声をかけたという報道について、望月記者が、調査をして国民にしっかりと説明する気はないのかと質した。
 すると、菅義偉長官はこう吐き捨てたのだ。
「国会で述べたとおりです。国会で述べたとおりだと。ここは質問に答える場所では私はないと思います」
東京新聞・望月記者の追及に「ここは質問に答える場所じゃない」
 菅官房長官は自分がいったい何を言ったかわかっているのか。2日前に新たに報じられた事実や疑惑について追及されているのに「国会で述べた通り」というのも意味不明すぎて呆れるが、「ここは質問に答える場所ではない」とは、もはや語るに落ちたというべきだろう。
 当たり前だが、内閣官房長官の定例会見は、ただ政府側の公式発表を垂れ流すための場所ではない。その時々の国民の疑問を、記者が官房長官に質問することで、政府の考えを国民に知らせ、政府もまた考え方にフィードバックするためにこそある。
 にもかかわらず菅官房長官は、「質問に答える場所ではない」などと言って、国民の疑問を完全にシャットダウンしようとしたのだ。「国民に丁寧に説明する」などといいながら、真逆な態度。こんなインチキが許されるのか。
 しかも、この日の会見での菅官房長官のトンデモは、これで終わりではなかった。朝日新聞の記者も議事録問題について追及したのだが、そのなかで朝日記者がこんな質問をした。
「歴代のとくに保守の政治家は、歴史的検証に耐えられるようにということで、公文書管理の管理ということはかなり力を入れてこられたと思うんですけども。そのなかでですね、ある政治家の本では、『政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為』と、そういうことをおっしゃっている政治家もいるのですが、これを本に記されていたのはどなたか、官房長官はご存知ですか」
 これに対して、菅官房長官「知りません」と一蹴。すると、朝日記者がこんな種明かしをしたのだった。
「これは、官房長官の著作に書かれているのですが」
 そう、朝日記者が会見で読み上げた政治家の著作とは、菅氏自身が下野時の2012年に著した『政治家の覚悟』(文藝春秋)という本の一節だったのだ。菅官房長官はかつて、政府にとってすべての記録を残すべきであり、その基本的資料である議事録がないなどというのは「国民への背信行為」と断じていたのだ。 
野党時代、議事録を残さない政府を「背信行為」と批判していた菅氏
 自分が本で書いていたことを「知らない」とは、ゴーストライターにでも書かせていたのか。菅氏はその事実を突きつけられて焦った様子で「いや、私は残していると思いますよ」などと強弁したが、もはや何を言っても後の祭りだった。
 しかし、重要なのは菅氏が自分で書いた本の重要な記述を忘れたということではない。
 朝日記者は続けて、「かつて、2012年の著作で表明されていた見解と、いま政府で起きているところとを照らし合わせて、忸怩たる思いや、やはり(議事録を)きちんと残すべきだという、そういう気持ちはないのでしょうか」と質問していたが、最大の問題は、議事録を残さない政府の姿勢を「国民への背信行為」と断じていた菅官房長官のいまの態度だ。
 菅氏は森友問題、加計問題、自衛隊日報問題でも、各省庁の議事録やメモ、記録の廃棄、改ざんについて「問題ない」と言い切り、自らも率先して、都合の悪い情報を徹底的につぶしてきた。まさに「国民への背信行為」を自分自身が行っているのだ。
 菅官房長官といえば、これまで「政権の要」「安定の菅」「影の宰相」などともてはやされてきたが、最近は見る影もない。加計学園問題では、内部文書を「怪文書」と断言して、撤回に追い込まれたり、前川喜平・前文科事務次官を個人攻撃したりと、安倍首相と似たり寄ったりのヒステリックさを露呈。質問者の発言を「全く問題ない」「指摘はあたらない」などと全否定してまともに応じない“スガ語”も、結局、ただ都合の悪い事実を遮断するための語彙にすぎないことが、国民に完全にバレてしまった。
 あげくは、記者会見を「質問する場ではない」などとほざき、かつての自身の本で示した決意も「知らない」とのたまう菅氏。もともと、政治家としての確固たる信念など微塵もなく、政権を守る謀略にだけ長けていた官房長官は、計算違いの連続に、とうとう壊れ始めたのではないか。
 いずれにしても、百害あって一利なし。安倍首相ともども、さっさと退いていただきたい。

野党時代は時の政権に対して攻撃な言葉を発する議員は多いのだが、その典型は稲田朋美であったり安倍晋三であった。
 
いざ政権の座に就くと簡単に昔の言葉を撤回してしまうという、政治家としての信念も信条もかなぐり捨てる連中が多いようである。
  
それなりに一所懸命、安倍内閣を庇い、守ってきている菅義偉官房長官なのだが、守られる当の本人がこんなことを言っていたらしい。 
そして加計学園疑惑は収まるどころか、次から次へと新事実が露呈しており、どうも雲行きが怪しくなっている。
 
今月末には文科省内の審議会で獣医学部新設の認可の判断が下される予定であったが、「加計学園獣医学部 認可の判断『保留』へ 文科省審議会」ということになったらしい。
 
うがった見方をすれば、ホトボリの冷めるまで「保留」として、秋風が吹いて世間が忘れかけた頃に「認可」ということなのか。
 
さらには「10月22日の衆院補選との同時総選挙」を行えば世間の関心が選挙に向いてしまい、その間に認可するというストーリーもあり得る。
  
それにしても、現地での獣医学部建設は着々と進んでおり、「保留」さらには「不認可」にでもなれば、加計学園は大幅な赤字にため干上がってしまう可能性がある。
 
これまで、加計学園の「腹心の友」とは、奢り奢られ、持ちつ持たれつでやってきた安倍晋三首相とっては、それだけは避けたいところであろうと考えれば、「保留」というのは、とりあえずの世間を欺くポーズなのであろう、とオジサンは思う。

posted by 定年オジサン at 11:32| 神奈川 ☁| Comment(0) | 加計学園疑惑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。