2017年08月11日

内閣の顔ぶれが変わったが、もう安倍は賞味期限切れ

1か月ほど前のツイッターを整理していたらこんなものを見つけた。
 
昨日、「加計学園」の獣医学部新設を認めるか否かという設置認可の可否を判断する大学設置・学校法人審議会が実習計画などが不十分だとして、判断を保留する方針を決めたと報道された。
 
内容的には今月下旬の予定だった文科相への答申が2カ月程度延期される見込みなのだが、実は加計学園の内部からも異論が出ているという。
 
2008年から加計学園系列の千葉科学大で客員教授を務める加藤元氏(獣医学)は、「獣医学部の新設なんてとんでもない話。むしろ今、必要なのは大学の数を減らすことですよ」と指摘しているという。
 
加計学園関係者が一刀両断『獣医学部新設など言語道断』」によれば、「現在、獣医学を学べる大学は日本に16校ありますが、世界の最先端をいく米国と比べると、恐ろしいほどレベルが低い。底上げを図るには、今の16校から多くても4校にまで減らし、1校あたりの教授陣のマンパワーと予算を4倍に増やし、獣医師の専門性を高めるカリキュラムを組む必要があります」、そして「どうしても大学を新設したいなら、全米獣医師会が設けた基準『AVMAスタンダード』をクリアするようなレベルの高い大学をつくらないと意味がない」と強調していた。
 
その基準とは「学生1人に対して常勤の教授が1.2倍以上いること、羊、乳牛、馬などの動物が十分にいる環境があること」などが条件となっているにもかかわらず、「この基準を満たしている大学は日本に一つもありません。難関とされる北大や東大でさえクリアできていないのに、加計学園にクリアできるわけがないのです」という。
 
そもそも加計問題は日本の獣医師不足に端を発したものだったが、この前提がおかしいという。
 
「恒常的に不足しているのは所得が低い地方公務員の獣医師であって、都心の動物病院はいつも飽和状態です。大学を増やし、仮に獣医師を倍増させたところで、地方の待遇改善を図らない限り解決にはつながりません。ところが、安倍政権や加計学園は獣医学部を増やせばいいと考えているようです。私に言わせれば、極めて安易な発想だし、自分たちのエゴばかりで本末転倒です」
 
「加計学園の初代理事長は、獣医学部新設を熱望しており、息子である現理事長も長い間、設置のために尽力してきました。そのことを、加計学園で客員教授を務めている私はよく知っていますが、やはりおかしいものはおかしい。政治家や地方自治体は獣医学・獣医療を本当に必要とする国民の立場に立って物事を考えるべきです」
 
わずか2か月余りの答申の延期で、取り巻く状況が変わるわけでもなく、やはり単なる「ホトボリ」が冷めるのを待つのが狙いなのであろう。
 
そして、全く成果が期待されていなかった閉会中の審査が行われたが、その内容は国民の代表である野党議員をはなから愚弄する答弁に終始していた。




  「閉会中審査「ない」尽くし 稲田氏や前次官いない/報告有無明言しない/日報再調査応じない
 
「ないない尽くし」で思い出すのは、1980年前後のバイクブームによる事故や暴走族増加の助長に対してバイクが社会から否定される存在となり、1982年の全国高等学校PTA連合会にて全国で「三ない運動」を推進することが決まったという過去の歴史である。
 
いわゆる、「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」というスローガンが全国的に広まった。 
 
その後、他の分野でも「○○しない」という「三ない運動」が発生したことがあった。
 
たとえば、公職選挙法に基づく、以下の「三ない運動」は、
◆政治家は有権者に寄付を「贈らない」。
◆有権者は政治家に寄付を「求めない」。
◆政治家から有権者への寄付は「受け取らない」
であり、現在では残念ながら有名無実となっている。
 
そして、暴力団の排除を目的とした、暴力団排除条例における「三ない運動」では、
●暴力団を利用しない
●暴力団を恐れない
●暴力団に金を出さない
などがあった。
 
ちなみに昨年10月には「高校生バイク『3ない運動』廃止含め見直し 埼玉県教委方針 全国で半数が推奨せず」という流れになっているにもかかわらず、改造安倍内閣では依然として「三ない運動」を続けているようである。
 
これでは、さすがの政府広報紙もこんな記事を載せるようになってしまった。
 
資質が根本的に疑われて辞任した稲田朋美に代わって防衛相に返り咲いた小野寺五典防衛相はさっそく北朝鮮の挑発に対して、待ってましたとばかりに、「迎撃ミサイル中四国配備へ調整 政府、北朝鮮予告で」と、全く役立たずの地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を配備する調整に入ったという。
 
防護範囲は半径数10キロのPAC3で、途中で落下した弾道ミサイルを迎撃することは不可能と専門家は指摘しているにもかかわらず防衛相としての精一杯のパフォーマンスなのであろう。
 
ところで、防衛省の陸上自衛隊特殊部隊の秘密訓練の一部を明らかにした記事があった。 
 
<追跡せよ!陸自特殊部隊が渋谷・歌舞伎町で行っている極秘訓練>
 2017.08.10 現代ビジネス
秘密のヴェールに包まれた陸自特殊部隊
突然だが、日本に「特殊部隊」がいくつあるか、ご存じだろうか。
もちろん、文字通り「特殊な仕事をする部隊」は全て特殊部隊と呼べるが、ここで注目したいのは、「対テロ」を目的とした武装集団だ。
相手はテロリストであるから、暴力団闘争や殺人事件などの一般刑事事件事案ではなく、政治犯罪のような国家転覆を狙った犯罪行為に対して出動することになる。たとえば、カルト集団による大量殺人計画や、国家犯罪行為が「対テロ」の範疇となるわけだ。テロ(支援)国家・組織として指定されているものの代表がIS、いわゆる「イスラム国」や北朝鮮となる。
さて冒頭の問いの答えだが、日本の対テロ特殊部隊は、警察に一つ、海上保安庁に一つ、そして自衛隊に二つの、合計4部隊がある。
警察には「特殊急襲部隊SAT」、海上保安庁には「特殊警備隊SST」、そして自衛隊には陸上自衛隊の「特殊作戦群」と海上自衛隊の「特別警備隊SBU」が置かれている。これらの特殊部隊は、各部隊の特徴を活かして連携をとっていると言われている。今回は、一般にはあまり知られていない、陸上自衛隊の特殊部隊「特殊作戦群」についてご紹介しよう。
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特殊作戦群陸上自衛隊の特殊作戦群(撮影:伊藤明弘)

特殊作戦群は、2004年3月、習志野駐屯地に発足した陸上自衛隊唯一の対テロ・対ゲリラ部隊だ。隊員は陸自の中から選抜され、体力はもちろん知力にも優れた、まさにエリート集団と言っていい。だが、部隊の名簿や隊員の顔写真は非公開とされており、その実態は秘密のヴェールに隠されている。
特殊作戦群の英語表記はSFGp(Special Force Group)とされており、中央即応集団傘下の特殊任務を司っている。米軍と比較してみると、米軍特殊作戦司令部SOCOMの傘下に、グリーンベレーやデルタフォースと同様の位置づけだ。
語学、化学、そしてイマジネーション
特殊作戦群の部隊の規模は、隊員数約300名とされているだけで、詳しい構成も発表されていない。だが筆者の取材によると、その内訳は約200名が戦闘要員であり、組織としては本部管理中隊、第1中隊から第3中隊、そして教育隊に分かれているようだ。
隊員になるために必要なのは、空挺資格やレンジャー資格はもちろん、体力測定などの素養試験もあり、合格率はたった3%とも噂される。晴れて入隊した後の教育もかなりハードだ。語学では必修の英語はもちろん、朝鮮語、中国語、ロシア語、アラビア語などのコースがあり、それぞれをマスターすることが求められる。隊員によってはプライベートの時間にも、字幕なしの映画を観ているという。
また、化学テロを想定し、化学記号の暗記はもちろん化学式の勉強もする。もちろん射撃や格闘訓練は、ほぼ毎日だ。
さらに個性的な隊員教育の一つとして、「イマジネーションを豊かにする」訓練があるという。これは、かつて初代群長が軍事専門雑誌『ストライク アンド タクティカルマガジン』(略称:SATマガジン)のインタビューで明かしたエピソードだが、隊員たちに映画『ミッション・インポッシブル』のワンシーンを挙げ、
「もし君が主人公のトム・クルーズだったら、この場面でどうするか?」
と質問したこともあるという。そして、最良のミッションをいかにして遂行すべきか討論するのだそうだ。
さらに、興味深い「課外授業」がある。
数名の隊員でチームを組み、渋谷や歌舞伎町の繁華街に繰り出す。隊員たちに与えられるのは、1枚の顔写真だ。それだけを頼りに、人混みの中から該当者を探し出すのである。フジテレビ系で放送されている『逃走中』というゲームバラエティ番組にも似た、極秘訓練なのだ。
隠密行動を見抜くおばあちゃん?
制限時間は2時間。エリアは限られているとはいえ、範囲は広く、当然ながら人通りは多い。隊員たちはどうするのか。
ある者は、発見確率の高い場所で張り込む戦術をとったという。たとえば渋谷なら、スクランブル交差点のみを見張り、体力の温存をはかる作戦だ。逃走役を指揮する教官は、こうした隊員たちの作戦を逆手にとることもあるといい、駆け引きが続く。
しかし最終的には、ほとんど不可能に思えるこのミッションも、多くのチームがクリアするというから恐れ入る。
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隊旗を持つ隊員隊旗を持つ隊員もけっして素顔を見せない(撮影:伊藤明弘)

また、ところ変わって真夜中の山中でも、チームで監視訓練を行うという。誰にも知れずに入山し、敵であるテロリスト役の行動を追跡するのだ。
ある隊員は、山中に潜んでいた夜中の2時に、暗視装置越しに向かってくる人影を見て、すわテロリスト役に見つかったかと緊張したという。だが、その正体は近くの里に住んでいるおばあさん。なんと、夜食を持ってきてくれたそうだ。
そして、「今晩は9人だね」と言って、人数分の握り飯を渡してくれたという。隊員たちは隠密裏に行動していたはずだが、おばあさんには、人数まで手に取るように把握されていた。特殊部隊としては笑えない大失態なのだが、「シニア・ソルジャー」もおそるべしだ。
こうした一見、楽しいゲームのように思える訓練も、厳しい基礎教育・訓練のベースの上に行われている。特殊部隊として欠かすことのできない、臨機応変な対応を可能にする、「柔らかい頭」を育てるためのものなのだ。
そう考えると、陸自特殊部隊の知られざる極秘訓練は、我々一般の社会人にも自分を成長させる方策を示唆してくれているのかもしれない。ルーチンワークに凝り固まることなく、自分の頭を使って、楽しむことが大切だということだろう。
 
上記の記事では、「我々一般の社会人にも自分を成長させる方策を示唆してくれているのかもしれない。ルーチンワークに凝り固まることなく、自分の頭を使って、楽しむことが大切だということだろう」と前向きに陸自特殊部隊の知られざる極秘訓練を捉えていたが、いままでの自衛隊特殊部隊の任務が「対テロ・対ゲリラ」だけではなく、一般の国民も時にはターゲットにしているということを忘れてはならない、とオジサンは思う。

posted by 定年オジサン at 13:06| 神奈川 ☔| Comment(0) | 加計学園疑惑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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