2018年05月03日

正念場の憲法記念日


「戦争なんてのは本当に愚の骨頂ですよ。やるもんじゃないですよね。いまだに戦争の爪痕っていうのは残ってるじゃないですか。あの落語をやっちゃいけない、この落語をやっちゃいけない、全部お上から止められたわけですよ。」
 
落語家・桂歌丸師匠の言葉である。
 
その愚の骨頂の戦争を本当にやろうとしているのが安倍晋三。
 
母方の祖父である岸信介が連合国軍からA級戦犯被疑者として逮捕されながらも、その後不起訴のまま無罪放免された理由の1つとして、「反共のためならアメリカとも協力するようになっていった」ともいわれ、その血を受け継いだ安倍晋三は、米国のためになら自衛隊員の命までも差し出すという思いが強まっていた。
 
それが戦争法の強行採決による成立であり、さらには「安倍改憲」とか「壊憲」と批判されている憲法9条の形骸化であろう
 
安倍内閣が誕生した年以降、常に、「私の内閣で憲法を変える」と言い続けており、憲法改正への危機感は日増しに大きくなっていた。
 
そしてついに国会議員の議席が衆参両院で3分の2以上を与党側が占めることにより、憲法改正の国会発議が現実的な問題になってきている。
 
調査したのが自民党広報紙と呼ばれている讀賣新聞なのだが、3月13日〜4月18日に全国有権者3000人を対象に実施し、1936人から回答を得た(回答率65%)結果が発表された。
 
自衛隊の存在が「合憲」と思う人は76%に上り、そのため、自民党がまとめた憲法改正案4項目のうち、今の憲法9条の条文は変えずに、自衛隊の存在を明記する条文を追加することに55%が「賛成」したという。
 
一方、「アベ様のNHK」と批判されているNHKは、先月13日から3日間、コンピューターで無作為に発生させた電話番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行い、全国の18歳以上の男女3480人のうち54.3%にあたる1891人から回答を得た結果を発表した。
 
◇憲法9条の評価
戦争を放棄し、戦力をもたないことを定める憲法9条をどう評価するかを尋ねたところ、「非常に評価する」が28%、「ある程度評価する」が42%で、合わせて70%でした。一方、「あまり評価しない」が18%、「まったく評価しない」が7%であった。
 
◇いま憲法改正進めるべきか
安倍総理大臣が憲法改正に意欲を示す中、いま、憲法改正の議論を進めるべきだと思いますか、それとも、憲法以外の問題に優先して取り組むべきだと思いますかとの問いには「憲法改正の議論を進めるべき」が19%、「憲法以外の問題に優先して取り組むべき」が68%であった。


偏りという点では、讀賣新聞やNHKと大同小異の日本経済新聞社とテレビ東京が憲法記念日を前に世論調査を実施した結果は以下の通り。
 
■憲法について「現状のままでよい」との回答が昨年4月の調査から2ポイント上がって48%を占めた。
 支持政党別で見ると「現状のままでよい」は立憲民主党支持層の67%、特定の支持政党を持たない無党派層でも52%を占めている。
■9条1項と2項を維持しつつ、自衛隊の存在を明記する案について「賛成だ」は40%、「反対だ」は41%で3月と比較して、賛成が大きく減り、反対が増えてきている。

内容の危うさを国民がもっと知れば知るほど、自民党の独自の改憲案(安倍改憲案)の支持派さらに減ることが予想される。
 
国民の過半数は、「安倍政権での改憲」には反対しており、これを圧倒的な声にしなければならない。
 
2016年から続いている、「東京臨海広域防災公園」で開かれる「5.3憲法集会」。
 
今年は少々天候が気になるところだが、昨年以上の市民が集まり、声を上げなければならないと、オジサンは思う。        

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posted by 定年オジサン at 11:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 憲法改正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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