2017年05月16日

4度目の入院を終えて施設に戻る

昨年5月に亡くなった学生時代の先輩の母親は、夫に先立たれ80代後半から特別養護老人施設に入居し、その後病院と施設を数回ストレッチャーのまま往復し3回目の入院で息を引き取ったという。
 
老人施設でも「有料老人施設」では医師が常駐し、最後の「看取り」をやってくれるが、特養レベルではその環境が整っている施設は少なく、入所者がひとたび医療措置が必要になれば、直ちに病院に救急搬送されてしまう。
 
オジサンの母の最初の入院は、2011年8月の圧迫骨折による入院で、人工骨を注入されたが、結局は下肢麻痺となり車椅子生活を余儀なくされ、それ以降自宅介護になった。(母の退院そして介護へ
 
そして2回目の入院は3年後、2014年8月で、「尿路結石があり、それにより腎盂腎炎と水腎症を併発し」3週間の入院と、施設に戻った後、数回、介護タクシー使って外来治療を受けた。(夜間当直医師の判断ミスで緊急入院
 
3回目は2年後の昨年の10月、呼吸困難で救急搬送され、誤嚥性の肺炎だったが2週間ほどで退院した。
緊急電話「血中濃度低下」母の緊急入院
 
そして4回目の入院は、今年の4月で過去に比べて入院するまでの間隔が徐々に短くなっている。
 
今回の入院は微熱が続き食欲が低下し一度精密検査を受けて欲しいと施設の生活相談員に勧められ、紹介状を持って大学付属病院で数時間に及ぶ検査を受け、結果、緊急入院となった。
 
検査結果は、医師からこう告げられた。
 
アルブミン:1.6」↓・・・下限値3.9以下
CRP:10.52」↑・・・・・・上限値0.30を大幅超
白血球数:102」↑・・・・ 上限値93超
ヘモグロビン:8.9」↓・・ 下限値11.2以下
BNP:98.0」↑・・・・・・上限値18.4大幅超
 
担当医師からは、今後の入院治療はCRPの低減のための抗生物質の点滴とアルブミン濃度向上のための栄養補給点滴が必要で、リスクのある「中心静脈へのカテーテル挿入」措置を勧められたがオジサンは断った。
 
それから、1か月後に担当医師から治療状況を聞いてみたら、数値的な状況はかなり改善されているという。
 
微熱も関節リュウマチの影響もあり、それの手当ても点滴である程度措置したことにより、昨日退院許可がおり、今日の10時半と指定された。

これからオバサンと病院に介護タクシーを手配して行くことにした。
 
もっとも92歳の高齢者が完全に健康になって退院するのではなく、急性期を過ぎて病院で治療することがなくなれば、施設に戻るしかなく、施設からの入院は3度目だが、次回、救急搬送されたときには、病院で「看取り」されるかもしれない、とオジサンは覚悟している。   

posted by 定年オジサン at 09:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月07日

理念は都合よく変わる政党の誤謬

日本維新の会という政党の憲法改正案の目玉の1つに「教育完全無償化」がある。
 
その内容は、「義務教育を定めた憲法26条を改正し、『幼児期の教育から高等教育まで無償とする』と規定。さらに、『経済的理由によってその機会を奪われない』と明記し、幼稚園・保育園から大学院までの教育費を無償化する。」というものであることはそれなりに知られている。
 
しかし、旧民主党時代につくられた「高校授業料無償化」に対して、公立高校授業料を無償教育から有償教育へと改変し、「就学支援金」支給に所得制限を導入する「高校授業料無償化廃止法案」に、同党は2013年11月に、自民、公明とともに賛成していることは、あまり知られていない。
 
そしてその後、高校無償化措置を廃止していたのに、今度は無償化のために改憲を主張するという支離滅裂な行動を行っている政党でもある。
 
そのことは、当然、自民党にも当てはまり、民主党に政権を奪われた翌年、現在も残っているホームページには、「高校授業料無償化の問題点!」というタイトルで、「民主党は、『子ども手当』と『高校授業料無償化』の法律案を十分な審議もないまま衆議院を通過させました。自民党は、この理念なき選挙目当てのバラマキ政策には反対です。」と批判していた。
 
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そして、5月3日の憲法記念日向けに讀賣新聞が安倍晋三首相の単独インタビュー記事を発表していた。
 
<教育無償化は維新と連携…首相、改憲論議に期待>
 2017年05月03日 06時00分 讀賣新聞
 安倍首相(自民党総裁)は読売新聞のインタビューで、幼児から大学などの高等教育までの教育無償化を憲法改正の優先項目にする考えを示した。
 無償化を憲法改正案の柱に据える日本維新の会との連携を深め、今後の改憲論議に弾みをつける狙いがある。
 首相は、現行憲法による小中学校の義務教育の無償化が「戦後の発展の原動力になった」と評価し、「高等教育も全ての国民に真に開かれたものにしなければならない」と述べた。「高い教育を受ける機会をみんなが同じように持てなければならない」とも語り、「自民党は議論で積極的な役割を果たす。速やかに改正案を提案できるよう党内の検討を急がせたい」と表明した。
 自民党が2012年にまとめた憲法改正草案には教育無償化の規定は明記されていない。維新案とどこまで共通点を見いだせるかがポイントになりそうだ。
 
そして憲法記念日には極めて私的な集会に、総理大臣の憲法違反の典型とでも言われるメッセージビデオの中で、教育無償化に関してはこんな表現をしていた。
 
70年前、現行憲法の下で制度化された、小中学校9年間の義務教育制度、普通教育の無償化は、まさに、戦後の発展の大きな原動力となりました。
 70年の時を経て、社会も経済も大きく変化した現在、子どもたちがそれぞれの夢を追いかけるためには、高等教育についても、全ての国民に真に開かれたものとしなければならないと思います。これは個人の問題にとどまりません。人材を育てることは、社会・経済の発展に確実につながっていくものであります。
 
まさに憲法改正に向けては、過去の政策もかなぐり捨てて突き進むという理念なき2つの政党が露わになっている。
 
さて、今は無き「社会党」は万年野党といわれ、かつ与党自民党の提案する法案には「何でも反対」するという姿勢を貫き、しかし最後は水面下で手を結び法案を成立させていったという歴史がある。
 
衆院選の獲得議席で振り返る 戦後政治史」によれば、「55年体制」が1993年の細川連立政権の発足まで38年間続いた頃までの社会党の議席はいくら頑張っても衆議院で過半数を獲得することはなく、自民党の半分以下の議席だった。
 
それでも、衆議院で与党に3分の2以上の議席を与えず、憲法改正論議を封じていたという存在は認めなければならない。
 
2009年に田中良紹が「国会探検」というブログで「民営化って何なの?」と題してこんな一文を書いていた。
 
「中曽根内閣の国鉄民営化と電電民営化は両方とも失敗だった。
 国鉄民営化は政治利権のために赤字鉄道を作り続けた後始末である。赤字を税金で穴埋めするため民営化せざるを得なくなった。今でも国民は税金で国鉄の赤字分を払い続けている。中曽根総理が労働運動を解体するためと言ったのは大嘘で旧国労主導が旧動労主導に代わっただけである。ストライキはないが労組の影響力は今でも強い。」

それから8年経ち、「労組の影響力は今でも強い」は幻になっている。
 
だが、国鉄分割民営化により国労が弱体化し、総評が解散し社会党が消滅したことは事実である。 
 
そして社会党に代わって野党第一党に民主党という「寄せ集め集団」が誕生し、小沢一郎の暗躍のお蔭で2009年に歴史的な政権交代を実現した。
 
ひとたび政権の座についた党は、野党に転落しても再び政権奪取を目指すことは決して悪いことではない。
 
小選挙区制度が実現した頃は「健全な2大政党による政権交代が行われる」という夢を国民は見せられた。
 
しかしあくまでも「政権交代可能」な野党であれば、その夢は「もう一度」となるかもしれない。
 
そして常に政府案に対しては、「対案」を用意して国民にどちらの案がより良いか、と問うことも可能である。 
 
残念がら、ようやくたどり着いた政権の座からわずか3年余りで転げ落ち、その原因の総括もせず内部抗争を繰り返し、自民党とは異なる政策グループと称する派閥が割拠しているのが、今の民進党である。
 
一桁の支持率ではとてもではないが政権交代の可能性はゼロであり、国民の期待も沸かない。
 
そんな野党ならば昔の社会党のように、与党の政策提案にはまず反対し、最後までトコトン反対し廃案に追い込むことが使命であろう。
 
明日から2日間、国会の予算員会で全閣僚出席のもと、集中審議が開かれる。
 
くすぶっている森友学園疑惑追及も必要だが、最優先は共謀罪成立阻止への反対運動であろう。
 
民進党は2017年02月21日、「共謀罪」創設法案に対する現時点における見解を発表していた。
 
1.TOC条約締結に共謀罪は無用
2.包括的で不明確な共謀罪に反対
3.テロ対策は個別具体的な立法で対応
 
あらためて読んでみると、「2月21日時点」の見解であり、共謀罪に全面的に反対の他野党とは少々温度差があるようだった。
 
猛反対の民進、旧民主では『そっくり案』を国会提出の過去」と産経新聞にすっぱ抜かれてしまった。
 
確かに、「包括的で不明確な共謀罪に反対」という文言には、「全面的に反対」という姿勢はない。
 
そして、その心配が現実的になったのが、「民進『共謀罪』廃案へ独自案 予備罪に人身売買・詐欺追加検討」という記事で、その中では「現行の予備罪に人身売買と詐欺を追加する内容で、事実上の対案」と書かれていた。
 
昨日は遂にこんなニュースとなった。 
  
<民進 テロ等準備罪新設法案の成立阻止で対案提出へ>
 5月6日 4時30分 NHKニュース
・・・前略・・・
民進党は、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案が必要がないことを明らかにして、成立阻止につなげるため、現行法では対応できないテロ対策の強化策などを対案として取りまとめ、来週にも国会に提出する方針です。
衆議院法務委員会で審議が行われている、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案について、民進党は、憲法が保障する内心の自由を侵す可能性が高いうえ、一般の人も処罰の対象になりかねないなどとして、政府を追及しています。
一方で、民進党は、テロ対策の重要性は高まっており、空港や港の警備態勢を強化すべきだとしているほか、組織犯罪に対する国際的な捜査協力を進めるため、「国際組織犯罪防止条約」の締結は必要だとしていて、現行法に不備があれば、個別に必要最小限の立法措置を行うべきだと主張しています。
このため民進党は、現行法では対応できないテロ対策の強化策などの洗い出しを進めていて、来週にも対案として取りまとめ、国会に提出する方針です。
民進党としては、対案を示すことで、処罰の対象を包括的に規定する「テロ等準備罪」の新設が必要でないことを明らかにするとともに、与党側に徹底した国会審議を行うよう迫り、法案の成立阻止につなげていきたい考えです。
 
はっきり言って、国会での戦術としては大きな誤りである。
 
すでに自民党は維新の会と共謀罪法案の修正協議に入っているという。 
 
対案を出せば先に審議されるかどうかは、衆議院では「衆議院議院運営委員会」で決められるがが、委員長が自民党であり、9名の理事の中で野党は民進党の2名だけであり、すんなりと審議される保障はない。
 
仮に先に審議されても民進党側の提案説明後、与党側の質疑が無ければ打ち切り動議が出され、即採決され対案は否決されてしまう。
 
そして審議は尽くされたと打ち切られ、政府案が維新の会を巻き込んで強行採決されてしまう可能性が強い。
 
こんな事態に陥らないためにも、野党は国民のためにならない法案は全て「何でも反対」の姿勢を崩してはならない、とオジサンは思う。  

posted by 定年オジサン at 12:46| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

末広がりの第88回メーデー

「メーデー」とは本来5月祭を意味し、歴史的にはこの日に夏の訪れを祝う祭がヨーロッパの各地で催されてきた。
 
この祭では労使双方が休戦し、共に祝うのが慣習であったが、これが近代に入り現在の「メーデー」へと転化し、今日の「労働者の日」メーデーが誕生した。
 
労働者の日としてのメーデーは、1886年5月1日に米国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)が、シカゴを中心に8時間労働制要求(8-hour day movement)の統一ストライキを行ったのが起源であり、1日12時間から14時間労働が当たり前だった当時、「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために」を目標に行われた。
 
日本では、1920年5月2日の日曜日に第1回のメーデー(主催:友愛会 司会者:鈴木文治)が上野公園(現在の東京都台東区)で行われ、およそ1万人の労働者が「8時間労働制の実施」、「失業の防止」、「最低賃金法の制定」などを訴えた。
 
翌年からは5月1日となり、開催地や参加人数も増えていった。
 
1960年代後半には総評、同盟、中立労連、新産別の4大ナショナルセンター時代になるが、幾度と無く労働戦線統一の動きはあったが、その運動には盛り上がりに欠けていた。
 
そんな中でも、1966年以降交流を続けていた左派系労組が1974年に統一戦線促進労働組合懇談会(統一労組懇)を結成。
 
時代は下って1970年代後半からの労働運動の盛り上がりを受けて、4大ナショナルセンターによる全日本民間労働組合協議会(全民労協)が1982年に結成される。
 
これにより戦線統一は一気に進み、1987年に同盟と中立労連が解散、全民労協を母体として全日本民間労働組合連合会(連合、全民労連)が結成され、さらに1988年に新産別が、翌年には総評が解散して、1989年、日本労働組合総連合会(連合)が結成される。
 
これらの流れは同盟の意向に沿ったもので、これらを労働運動の右傾化と批判する左派系の組合は、統一労組懇を母体とする共産党系の全国労働組合総連合(全労連)を、他にも全国労働組合連絡協議会(全労協)を組織した。
 
総評などに所属していた左派系の組合は多数派の連合に加盟するか、連合以外のナショナルセンターに行って少数派となるかのいずれかを迫られ、これによって分裂した組合、そこまではいかなくとも、一部が脱退した組合は多数ある。
 
その後、労働組合の全国中央組織の再編による組織対立の激化で、1989年以降は統一メーデーの開催ができなくなり、日本労働組合総連合会(連合)と非連合系の全国労働組合総連合(全労連)や全労協による分裂開催となった。
 
また、前後がゴールデンウィークで長期休暇を取る例が増え、労働組合活動が低調になってきて参加者数が減少したことを理由に、連合系メーデーは2001年以降4月29日や土曜日に行うようになり、一方で全労連や全労協のメーデーは5月1日開催を続けており、その分裂と対立の構図は解消されていない。
 
毎年4月29日に開始する連合は、今年は、「主催者発表で約4万人が参加 『仕事と生活の両立社会を』 小池都知事もメーデー中央大会に出席」と、一見華々しい集会となったようである。
 
しかし、各ナショナルセンターの大雑把な組織人数はこんな感じである。
 
<連合> :6,753,000人
<全労連>: 550,000人
<全労協>: 101,000
 
即ち、大手企業内労組の集まりの連合は、傘下労働組合にメーデー参加を義務付けるにもかかわらず、600万人以上の組合員の内、メーデー参加者は、組織内人員の0.7%に過ぎない。
 
昨年の全労連系の5月1日の中央メーデーには約2万人という主催者発表だったが、それをもとに計算すれば3.6%の傘下&関連組合が参集したことになる。
  
4月29日に「メーデー」を行う連合とは別に、昨年の第87回メーデーは、1989年の労働戦線統一以来はじめて中央メーデー(全労連系)と日比谷メーデー(全労協系)が連帯あいさつを交換するという歴史的メーデーとなった。
 
本来は、労働組合としてこの2つのナショナルセンターがせめて統一したメーデーが開催できなければ、「野党統一」などと叫べないと思われる。  
 
1920年5月2日の第1回のメーデーから数えて今年は第88回目となる。
 
オジサンは賃金労働者の生活から離れて7年目となり「働く者の団結」の一員から少々距離を感じてきたが、メーデーの基本スローガンの下、自分の子どもや孫たちのためにも、この日本をこれ以上悪くさせないため「数万人の参加者」の1人としてこれから出かけようと思っている。
 
 【メインスローガン】(一部)
◆戦争法廃止!許すな共謀罪!憲法改悪を許さない!
◆市民と野党の共闘で安倍「暴走」政治STOP!
◆なくせ貧困と格差 大幅賃上げ・底上げで景気回復、地域活性化
◆いますぐどこでも最賃1000円に 全国一律最賃制の実現
◆安倍「働き方改革」反対 なくせ過労死 8時間働いて暮らせる賃金を
◆年金・医療・介護など社会保障制度の拡充 消費税10%増税の中止
◆被災者の生活と生業を支える復興 原発の再稼働反対、原発ゼロの日本
◆南スーダンからの自衛隊即時撤退 特定秘密保護法の廃止
◆安倍「教育再生」反対 辺野古新基地建設反対 オスプレイ全国配備・訓練反対
◆核兵器全面禁止条約の実現  
  
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2017年01月23日

原因不明の異変

昨夜零時過ぎに布団に入ったのだが、その後、両方の耳たぶが腫れ膿が出始めた。
 
そしてさらに顎下あたりが徐々に熱を持ち始め赤く赤くはれ上がってしまった。
 
お蔭で夜中は一睡もできず朝を迎えてしまった。
 
枕カバーはかなりの血が滲んでいる。
 
痛みも出てきた。
 
今までに経験のない状況になってきた。
 
特に気になる様な食べ物は口にしてはいない。
 
かぶれるような物に接してはいない。
 
体内からなのか、それとも体外からかのか分からず、朝食後に市バスに乗って行きつけの皮膚科に取りあえず行くことにする。
        
 
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2017年01月03日

新しい年を迎えて・3日

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新年は、結婚以来初めて夫婦2人の正月を、鳥羽・伊勢志摩で迎えています。
 
3日目は周辺を観光してから家に戻ります。
 
明日から、つぶやきを開始します。    
 
本年も時間が許す限りの訪問をお待ちしています。
 
 
 
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2017年01月02日

新しい年を迎えて・2日

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新年は、結婚以来初めて夫婦2人の正月を、鳥羽・伊勢志摩で迎えています。
 
2日目は伊勢志摩の旅館で目覚めました。
 

本年も時間が許す限りの訪問をお待ちしています。
 
 
 
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2017年01月01日

新しい年を迎えて・元旦

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新年は、結婚以来初めて夫婦2人の正月を、鳥羽・伊勢志摩で迎えています。
 
元旦の朝は鳥羽のホテルで目覚めました。
 
今日はこれから伊勢に移動します。   
 
本年も時間が許す限りの訪問をお待ちしています。
 
posted by 定年オジサン at 12:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

今年も多くの人が亡くなりました

師走に入ってある作家が「遂にサギョウがなくなった」と言っていた。
 
その「サギョウ」とは作業ではなく、住所録の「さ行」のことらしく、毎年親戚、友人、知人たちが亡くなると年賀状を送る相手の住所録を削除していたのが、ことしは「さ行」の人が一人もいなくなったということらしい。
 
例年、11月に入ると「年始の挨拶の欠礼」はがきが届くのだが、今年は例年に比べ少なかった。
 
ところが年賀状の送付先リストが完成した後に、今月5日に91歳の母親が亡くなったという欠礼はがきが、2週間前に届き、最終的には6枚の欠礼はがきとなったが、幸なことに住所録から抹消するということはなかった。  
   
今年もまた多くの有名人・著名人たちが様々な原因から亡くなっている。
 
病死、自殺、不慮の事故等々、不本意な死もあっただろうが、各自が自分の人生の最後を飾って逝ってしまった。 
 
それにしても、確実に戦争を知っている世代の人々がいなくなっている。
 
最近では「大正」という年号を知らない若者が増えてきた。
 
オジサンの母は大正時代が終わる1年前に生まれている。
 
91歳でなんとか今年も生き抜いた。
 
亡くなった方々には、あらためて、謹んでお悔やみ申し上げます。
 
今年はジャンルに別に簡単に、少なくともオジサンが知っている人々を亡くなった月毎に列挙した。
 
●芸能人(歌手・ミュージシャン・俳優・タレント・落語家・声優・歌舞伎・司会者・アナウンサー・・)
 
■1月
 9日 桂春団治(3代目)85歳 心不全
   主演映画「そうかもしれない」98年紫綬褒章、04年旭日小綬章。
   「いかけや」「子ほめ」「皿屋敷」
 10日 デビッド・ボウイ ミュージシャン、俳優 癌
 18日 中村梅之助(4代目)85歳 俳優・歌舞伎役者 肺炎
   「遠山の金さん捕物帳」「花神」「伝七捕物帳」「天花」・・
■2月
 22日 秋田Bスケ 89歳 漫才師 急性循環不全
    秋田Aスケ(2015年8月死去)とコンビを組んでいた。
 28日 ジョージ・ケネディ 91歳 アメリカの俳優
■3月
 21日 江戸家猫八(四代目) 声帯模写 66歳 進行性胃がん
    うぐいすなど動物の声帯模写の第一人者
 26日 喜早哲 ダークダックスメンバー(ゲタさん) 85歳 急性肺炎
    バリトン。
    著書に「日本の抒情歌」「日本の美しい歌-ダークダックスの半世紀」  
■4月
 12日 大平透 声優 肺炎 86歳
   「スパイ大作戦」、ダースベイダー、喪黒福造、ハクション大魔王など
 26日 戸川昌子 シャンソン歌手・推理作家 83歳 胃がん 
■5月
 5日 冨田勲 作・編曲家、シンセサイザー奏者 84歳 慢性心不全
   「新日本紀行」「きょうの料理」「リボンの騎士」、大河ドラマ「天と地と」など
    数多くの作品を残した。
 12日 蜷川幸雄 俳優 演出家 映画監督 肺炎による多臓器不全 80歳
 18日(死去報道2016.7.11)伊藤ユミ 歌手 ザ・ピーナッツの妹の方 75歳
    姉のエミさんは2012年、71歳で死去。   
 24日 宮間利之 ジャズバンド「宮間利之とニューハード」リーダー 90歳 老衰
    紅白歌合戦の伴奏などでも活躍した
■6月
 14日 白川由美 女優 79歳 心不全
    二谷友里恵は長女。二谷英明は2012年死去
   「家族ゲーム」「パパとなっちゃん」「結婚物語」「家政婦のミタ」・・
 20日 佐々木行 ダークダックスメンバー 84歳 心不全
   「マンガさん」の愛称で親しまれた。ゲタさんは3月、
    パクさんは2011年死去。 
■7月
 7日 永六輔 83歳 肺炎 タレント、元放送作家、作詞家、随筆家
   「上を向いて歩こう」作詞、「大往生」「夢であいましょう」「誰かとどこかで」 
 12日(死去報道7.20)大橋巨泉 82歳 司会者、タレント 急性呼吸不全
 26日 中村紘子 72歳 ピアニスト、文筆家 大腸がん
    2016年5月8日の公演が最後となった。夫は芥川賞作家の庄司薫。
■8月
 8日(報道発表2016.9.2)梅津栄 88歳 俳優 肝硬変
    脇役として幅広く活躍。「Gメン75’」「必殺仕事人W」(玉助)
    舞台「ベリグリーズ」など 
 21日 十勝花子 70歳 タレント、女優 大腸がん
   「なんたって18歳」「大地の子」バラエティにも多数出演。
■9月
 28日 風見章子 女優 95歳
   10月6日、所属事務所が発表。
   1960〜70年代にかけて日本のお母さん役として親しまれた。
   テレビドラマ・ケンちゃんシリーズや映画「めし」「飢餓海峡」、
   2013年「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」など多くの作品に出演。 
■10月
 17日 笹るみ子 元女優 76歳 肺炎
    なべおさみの妻、なべやかんの母。 
 20日 肝付兼太 声優 80歳 肺炎
    ドラえもんのスネ夫、ドカベンの殿馬、おそ松くんのイヤミなど。
 23日 平幹二朗 俳優 82歳
    自宅風呂場で倒れているのを息子の岳大さんが発見した。
   「樅ノ木は残った」「王女メディア」「リア王」多数。
    ドラマ「カインとアベル」出演中だった。
■11月
 11日 りりィ 歌手・女優 肺がん 64歳
   72年「私は泣いています」、女優として「リップヴァンウィンクルの花嫁」
   長男・JUONさんはドリカム吉田美和の夫で、
   「ファジーコントロール」ボーカル。   
 29日 小川宏 司会者 90歳 多臓器不全
   1965〜82年まで「小川宏ショー」司会。
   通算17年、4451回はギネス記録。(後にいいともでタモリが記録更新)   
■12月
 6日 武藤まき子 芸能リポーター、元中国放送アナウンサー 71歳 虚血性心不全
 15日 島木譲二 吉本新喜劇 脳溢血 72歳
    元プロボクサー。1980年11月吉本新喜劇で初舞台。
   「大阪名物パチパチパンチ」「ポコポコヘッド」などのギャグで人気を博した。
 25日 ジョージ・マイケル シンガー・ソングライター、ワム! 53歳
    BBCが「自宅で死去」と報じる。後にマネージャーにより心不全と公表。
    解散後はソロに。アルバム「フェイス」 
    ワム!として「クラブ・トロピカーナ」「バッド・ボーイズ」
「ラストクリスマス」などのヒット曲多数。
 27日 キャリー・フィッシャー 女優 60歳
    「スター・ウォーズ」レイア姫。
    12.23 ロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機の中で心停止。   
    
●スポーツ(野球・サッカー・水泳・ラグビー・相撲・ボクシング・プロレス・・)
 
◆1月
 17日 マイク・シャープ・ジュニア 64歳 プロレスラー
    ジャイアント馬場や藤波辰巳とも対戦。ハンマーパンチ。  
◆2月 
 15日 大山茂 79歳 空手家
    極真空手の普及に尽力。段位は十段。
    晩年心臓を患い、ニューヨークで療養。  
◆3月
 24日 ヨハン・クライフ 68歳 元サッカー選手、指導者 肺がん
    オランダ出身。「フライング・ダッチマン」の異名。
    クライフ・ターンが広く知られる。
    引退後アヤックスの監督、バルセロナの監督。
◆4月
 23日 山本功児 64歳 元ロッテ監督 肝臓がん
    巨人で四番を打ったことも。引退後はコーチを経てロッテ監督に。
    自宅で最期を迎えた。長男は九国大付-DeNAに育成で入団した武白志。
◆6月
 3日 モハメド・アリ プロボクシング元ヘビー級王者 74歳
    1960年、ローマ五輪ライト・ヘビー級金メダル。プロに転向し、
   「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と形容された。        
◆7月
 31日 千代の富士貢(九重親方) 元横綱 61歳 すい臓がん
    優勝31回。89年国民栄誉賞。2015年9月、すい臓がんの手術。
    大関千代大海らを育てた。
◆8月
 12日 武邦彦 騎手、調教師、競馬評論家 77歳 病死
    武豊、幸四郎の父。JRA通算1163勝
 14日 豊田泰光 元西鉄ライオンズ内野手 野球評論家 81歳 誤嚥性肺炎
    新人王(当時の高卒新人記録.27本塁打)通算成績.277 263HR 
    引退後は野球解説者。2006年野球殿堂入り。
 30日 ベラ・チャスラフスカ 74歳 体操選手 膵臓がん
    1964年東京五輪で3個の金メダル獲得。「東京の恋人」と呼ばれた。
◆9月
 25日 アーノルド・パーマー 米プロゴルファー 87歳 心臓疾患による合併症
    ファッションブランドは彼の名前に由来。          
◆10月
 20日 平尾誠二 神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー 
    日本代表 53歳 肝臓がん
   「ミスターラグビー」と称される。最近は闘病生活を送っていた。
    伏見工業高時代「スクールウォーズ」のモデルにもなった。
 20日 田部井淳子 登山家 77歳 腹膜ガン
    75年エベレスト日本女子登山隊副隊長、女性で初めて登頂に成功。
    92年エルブルース登頂。世界7大陸最高峰を制覇した世界初の
    女性登山家になった。
 23日 羽黒岩智一 元小結 70歳 腎不全
    大鵬の連勝を「45」で止めたが、実際は戸田の右足が先に土俵外に出て
   おり、「世紀の大誤審」として有名になった。(当時の四股名は本名の戸田)
◆11月
 9日 石黒修 プロテニス選手 80歳 腎盂がん
   俳優・石黒賢の父。日本人初の男子プロテニス選手。
   1961年デビスカップ出場
   第一線から退いた後もベテランの部に参戦しており、生涯現役を貫いた。
◆12月
 4日 荒川博 元プロ野球選手 コーチ 監督 解説者 86歳 心不全
   王貞治に一本足打法を指導したことで知られる
   監督辞任後は日本テレビやフジテレビで解説者を務めた。
 11日 加藤初 プロ野球投手 66歳 直腸がん
   76年西鉄からトレードで巨人移籍。通算141勝113敗22セーブ。
 18日 磯辺(現姓・丸山)サタ 元バレーボール選手 72歳
   1964年東京五輪最年少メンバー。金メダリスト。東洋の魔女と呼ばれた。
   誕生日に死去。  
               
   
*** 合掌!! ***


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2016年12月19日

水平の虹の世界-3

水平の虹「環水平アーク(Circumhorizontal arc)とは、上空の氷粒に太陽光が屈折して空の低い位置にほぼ水平な逆さ虹が見える気象現象である。
 
虹のように見える気象現象にはたくさんの種類があって、環水平アークもその一つ。
 
この環水平アーク、"水平弧" とか "水平環" とも言われるが、空に浮かんだ氷の結晶の方向が揃ったときに、レンズみたいに太陽の光を屈折して起こる現象で、虹が太陽と反対側にできるのに対して、環水平アークは太陽の方向に出来る。
 
今日は外出しています。
 
「つぶやき」はお休みしますが、水平の虹「環水平アーク」の幻想的な写真をお届します。 
  
【水平の虹の世界-3】
 
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2016年10月27日

差別発言警官の処分だけでは済まされない警察裏事情

1972年の自民党総裁選では4人が立候補したが、彼らは当時「三角大福」と呼ばれた。
 
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     【三木武夫】        【田中角栄】    【大平正芳】     【福田赳夫】
 
もう40年以上も昔のことだが、既に鬼籍に入った人たちが懐かしく感じてしまう。
 
それが、今では「自民総裁任期延長 際立つ『安倍1強』 1カ月余りで決着」となってしまった。
 
自分の地位を脅かすライバルが皆無となれば、必然的にそんな輩は「独裁者」と化してしまう。
 
まさに、かつて麻生太郎副総理がつぶやいた、「ナチスの手口に学べ」のヒトラーそのものになりつつある。
 
既に消費期限が過ぎた安倍晋三の顔を9年間も我慢して見ていられる国民がどのくらいいるのだろうか。
    
東京新聞のコラム「筆洗」ではこう評していた。 
 
お世辞、おべんちゃら、ヨイショ。スネ夫の浅ましき得意技とはいえ、どこか憎み切れないのは、きっと、世間の荒波の中で、われわれもときにスネ夫になるからだろう▼それにしても、なんと大勢のスネ夫であろうか。自民党が「連続2期6年」だった党総裁の任期を「連続3三期9年」にまで延長する方針を決めた。これにより2018年9月に任期切れとなるはずだった安倍首相(総裁)は3選を目指して出馬ができる。どう説明しても権勢を誇る安倍さんへのゴマスリと世間は見るだろう▼血で血を洗う権力抗争など、見たくもないが、総裁の座を目指し、政治力、政策力を磨き合ったかつての自民党のギラギラした熱や臭いが懐かしくもなる、今回の方針決定である
 
さて、沖縄県の高江で「土人」「シナ人」発言をした大阪府警の2名の警官が懲戒処分になったのだが、相変わらず、ヘリパッド建設予定地前では、「<米軍ヘリパッド>北部訓練場のゲート前、約140人が抗議」という事態が続いている。
 
元沖縄市議会議員で現在は自由党の衆議院議員の玉城デニー議員が26日、衆院外務委員会で「高江の過剰警備」に関して質問した際に、警察庁担当は、「工事に反対し抗議する人が、工事関係車両の通行に合わせて県道上に飛び出す、寝転ぶ、座り込むなどの行為をしている。正当な理由なく訓練場内に立ち入り、工事用重機に飛び乗り、しがみつき、有刺鉄線を切断するなど危険かつ違法な状況が生じている」との理由から、「相当数の警察官を従事させる必要があると認識している」と答弁していた。
 
沖縄県が管理している県道を知事の許可なく占有している機動隊員に対して、激しく抗議する人々を数倍の警察官で制圧しようとすれば当然、過激な言葉を警察官に浴びせることは自然の成り行きである。
 
しかし沖縄県議会の自民党議員には、そのような感覚が全くない。
 
<沖縄・自民の県議「反対派も暴言」 警察と市民を同列で比較>
 2016年10月26日 05:30 沖縄タイムス
 沖縄県東村高江で米軍ヘリパッド建設に反対する市民に機動隊員が「土人」「シナ人」などと差別発言した問題を巡り、抗議決議を審議した25日の県議会総務企画委員会で、沖縄・自民の議員が発言は市民の挑発が原因だとの認識を示し、市民側の発言を問題視した。逮捕権など強い公権力を持つ警察の職務中の発言と、市民の発言を同列で比較する姿勢に疑問の声が上がりそうだ。
 発言したのは又吉清義氏で、反対派も警察官に暴言を吐いているとして批判。市民側に挑発やあおりなどがあったとしたら「犯罪行為ではないのか」と述べ、「土人」発言の映像撮影者が特定できているとして経緯を調査すべきだと主張した。
 また、「土人」「シナ人」の受け止めは「千差万別」とも発言。特に「シナ人」は、高齢者は抵抗感なく使用しているとし、「あまりにも過敏に反応し過ぎでは」とも語った。
 また、花城大輔氏も市民の発言を問題視し、県警に内容を質問。重久真毅警備部長は隊員の報告として「トラックにひかれて死ね」などの発言が市民から出たと説明した。重久氏は「警察官も人間なので冷静さを保てない人が出てくるのも事実」との認識を示した。
・・・中略・・・ 
■同列視できない
 【解説】東村高江のヘリパッド建設現場での「土人」「シナ人」発言を巡り、県議会の自民党議員の一部から抗議する市民側の発言を問題視し、抗議行動の在り方の確認まで求める声が上がった。圧倒的な権力を持つ警察と、力を持たない市民との関係性を無視し「どちらにも非がある」とみせかける、市民弾圧ともいえる。
 県議は総務企画委員会で、市民側にも「暴言」があり、機動隊の差別発言を誘引したとの認識を示した。
 混乱する高江の現場で、市民側が荒い言葉で機動隊に抗議する姿があるのは事実だ。だが、逮捕権など圧倒的な公権力を持つ警察側と、非暴力で声を上げる市民の抗議を同列視するのは、とても平等ではない
 大阪の松井一郎知事の機動隊擁護発言も問題は底通する。声を上げる弱者を徹底的にたたき、権力側を正当化する、という姿勢だ。
 翁長雄志知事は名護市辺野古の新基地建設や高江ヘリパッドでみせる政府の強行的な手法に、「沖縄以外の都道府県で同じことができるのか」と疑問を投げ掛ける。日本の南の島に迷惑施設を集中させ、上がる反発の声を力で抑える。これが今、沖縄で起きている現状だ。 警察の差別発言を“好機”とし、抗議する市民の権利まで抑制することは許されない。
 (政経部・大野亨恭)
 
某民放テレビ局のコメンテーターは、「差別発言をした若い機動隊員たちはネット情報を得て、そのような発言をしているのではないか、警察はこのような若者に対して、しっかりと教育しなければならない」と話していた。
 
ところが、警察では「警察官しか読むことのできない警察官のための月刊誌」を使って、しっかりと差別思想養成教育を行っているというから驚きである。  
 
<「土人」発言の背景…警官に極右ヘイト思想を教育する警察専用雑誌が! ヘイトデモ指導者まで起用し差別扇動>
 2016.10.26 リテラ
 安倍政権が沖縄県高江で強行している米軍ヘリパッド建設をめぐり、大阪府警の機動隊員が反対派市民に「ボケ、土人が」「黙れコラ、シナ人」などと差別発言をした事件で、府警は「軽率で不適切な発言で警察の信用を失墜させた」として発言者2名を懲戒処分にした。
 しかし、これは2名の機動隊員がたまたま差別思想をもっていたという話ではない。実は、警察組織の中では、こうした沖縄差別、外国人差別は日常化しており、今回の一件はそれがたまたま露呈したにすぎない。全国紙の公安担当記者がこう解説する。
「警察組織内部、とくに警備や公安の間で、沖縄の基地反対派への差別的な悪口がかわされるのは、けっして珍しい話じゃない。彼らは、基地反対派にかぎらず、共産党、解放同盟、朝鮮総連、さらには在日外国人などに対しても、聞くに堪えないような侮蔑語を平気で口にする。我々の前でもそうですからね。これにはもちろん理由があって、警察では内部の研修や勉強会、上司からの訓示など、さまざまな機会を通じて、警察官に市民運動やマイノリティの団体、在日外国人などを『社会の敵』とみなす教育が徹底的に行われるからです。その結果、警察官たちには、彼らに対する憎悪、差別意識が植え付けられていく。軍隊ではよく、敵国の人間を自分たちとまったくちがう下等な生物扱いをして兵隊の戦意を煽るといいますが、それとまったく同じやり方ですね」
 実は、こうした警察の“差別思想養成教育”の存在を裏付けるような話をキャッチした。警察では「専門の雑誌を使って、極右ヘイト思想を警察官に植え付けている」というのだ。
 その専門の雑誌というのは「BAN」(株式会社教育システム)。聞きなれない名前だが、警察官しか読むことのできない警察官のための月刊誌だという。
 「『BAN』は警察官専用の『29万人のための総合教養情報雑誌』というフレコミで、警官の昇進試験の対策本を出版している警察の天下り会社が発行しています。警官ならば、直接購入もできますが、そのほとんどは各警察署の図書係を通じて購入するシステムです。たしか警察の図書係を通じて買うと、割引になるんじゃないですかね。各警察署で推薦、斡旋もしていますし、いわゆる警察の“推薦図書”“専用雑誌”ですね」(警察関係者)
 ところがその“警察推薦専用雑誌”の最新号、2016年11月号を調べてみると、とんでもない人物が寄稿していることがわかった。同号は「どうする沖縄 米軍基地の今後」という特集を組んでいるのだが、あの恵隆之介氏が寄稿しているのだ。
  恵氏といえば、沖縄出身のジャーナリストを自称しているが、元海上自衛隊で基地反対派に“デマ攻撃”を仕掛けてきた人物。たとえば、先の沖縄県知事選では“翁長氏の娘は北京大学に留学”“その娘の婿は中国太子党出身”などとメディアで語っていたが、当時、翁長氏の娘は「埼玉の小さな大学」におり、未婚だった。
 しかも、今回の機動隊による「土人」「シナ人」差別発言についても、恵氏はFacebookでこんな投稿をしていた。
〈昨年、翁長知事は国連人権委員会で「沖縄人は先住民、自決権を尊重せよ」と自己差別的発言をしました。要するに自らを一種の「土人」とアピールしたのです。
 今度は大阪府警の機動隊員が基地反対派左翼に「土人」と発言しただけで「差別」ですって?〉
「土人」の意味を強引にすり替えることで、かえって自身の差別意識をさらけ出している恵氏だが、恐ろしいのは、警察推薦の雑誌がこんなトンデモな言論を放つ人間を堂々と起用していることだろう。
 もちろん内容も推して知るべしで、くだんのFacebookで恵氏は「BAN」に書いた記事をこう紹介している。
〈私は幸運にも本日発売の全国警察官雑誌「BAN」沖縄特集にその実態を書きました。要するに恩知らずの左翼をグサリと批判しました。
 沖縄に派遣されて基地反対派に罵声を浴びせられながらも必死に国家秩序維持に頑張る警察官諸兄に大きなエールとなると確信します。〉
 恵氏の文章が警察官の沖縄差別、基地反対派への憎悪を煽ることになるのは確実だが、「BAN」のこうした偏向記事は同号だけの話ではない。バックナンバーを見てみると、執筆者や登場人物には、極右、ヘイト言論人がずらり。そのラインナップは「正論」(産経新聞社)や「WiLL」(ワック)と同じ、いや、「ジャパニズム」(青林堂)レベルの“ネトウヨ雑誌”かと見紛うほどなのだ。以下、ざっと挙げてみよう。
 まずインタビューの人選からして、その傾向がモロに出ている。数々の歴史修正発言を繰り返し、沖縄ヘイトにも定評のあるネトウヨ作家の百田尚樹氏(15年9月号)、大物保守論客でこれまた歴史修正主義者である渡部昇一上智大学名誉教授(14年11月号)に西尾幹二電気通信大学名誉教授(14年9月、8月)、近年では報道弾圧活動も行っているイエローハット創業者・鍵山秀三郎氏(14年7月)、嫌韓ヘイト本や歴史修正本を量産している呉善花拓殖大学教授(14年2月)
  外国人に対する差別意識の植え付けと思しき記事もある。たとえば、16年9月号で「初めて明るみに出る『在日』外国人犯罪の実態」と題した記事を寄稿しているのは、ネトウヨ雑誌「ジャパニズム」常連の元警視庁通訳捜査官・坂東忠信氏。坂東氏は「BAN」の常連でもあるのだが、今年10月発売の著書『在日特権と犯罪』(青林堂)のほか、これまで多くの反中嫌韓本・ヘイト本を上梓してきた。
 また、「BAN」を購入できるのは警察職員のみにもかかわらず、歴史認識の特集が多いのも特徴的だ。14年11月号の特集「『慰安婦問題』って何?――反日を加速させる韓国といかに付き合うか」は、タイトルからしてネトウヨ雑誌さながら。寄稿者は“慰安婦問題は存在しない”が持論の「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)会長・西岡力氏、「平成文化チャンネル桜」キャスターで最近積極的に沖縄ヘイトを展開している大高未貴氏らである。
 歴史認識に関しては、15年6月号から同年12月号にかけても複数執筆者による「戦後70年シリーズ〜戦後史はここから始まった〜」なる連載を行っているのだが、その執筆陣は、戦前の修身教育復活を提唱する小池松次氏、戦後日本や憲法への攻撃を繰り返す作家の吉本貞昭氏、そして保守系コミンテルン陰謀史観でおなじみの倉山満氏だ。
 さらに、日本最大の極右団体「日本会議」に関わる人物の姿までちらつく。たとえば年始の特集では、2年連続(「平成27年 躍進する日本」「平成28年 輝け日本」)で新田均皇學館大学教授が登場。14年3月号では高橋史朗明星大学教授が「立ち直りに欠かせない『親学』」なる記事を寄稿している。両者は日本会議の事務方的存在といわれる元生長の家活動家グループだ。
 他にも、「BAN」の過去3年間の寄稿者をあげていくと、一色正春氏(元海上保安官)、潮匡人氏(評論家)、加瀬英明氏(外交評論家)、河添恵子氏(作家)、黄文雄氏(評論家)、渡邉哲也氏(経済評論家)……などなど、タカ派国防論者から日本スゴイ本やヘイト本著者、日本会議代表委員、さらにはネトウヨツイッタラーまで勢揃い。
 しかし、一番驚かされたのは、06年11月号の特集「外国人犯罪の現場」だ。なんとこの特集に、近年のヘイトデモの中心人物のひとりである瀬戸弘幸氏を登場させ、持論を展開させているのだ。
 瀬戸氏はネオナチ思想に傾倒し、在特会の桜井誠元会長や、主権回復を目指す会代表の西村修平氏らとともに、「行動する保守」を名乗る運動を牽引してきたキーパーソンで、「NPO外国人犯罪追放運動」なるヘイト団体の顧問も務めている。2010年代に各地のヘイトデモが社会問題化するなか、警察はなぜヘイトスピーチの被害者ではなくヘイトデモ隊を守るのかと批判が殺到していたが、ヘイトデモの代表的存在が警察専門誌に登場していたのだとすれば、それも納得がいく。
 それにしても、極右言論界とヘイト界隈をごった煮にしたようなこんなトンデモ編集方針の雑誌を、中立公正であるべき公務員の警察が組織をあげて推薦し、図書係を通じて購読を斡旋していたというのは、今更ながら問題の根深さを感じずにはいられない。
 いや、警察はたんにこの雑誌を斡旋していただけではない。「BAN」の発行元である株式会社教育システムは、前述したように警官の昇進試験の対策雑誌や警官向けの専門書を出版している会社なのだが、同社には多数の警察OBが天下りしている。そして、同社の代表取締役に名前を連ねているのは、元神奈川県警監察官室長のT氏なのだが、このT氏は神奈川県警時代、不祥事事件で、逮捕、起訴されているのだ。
 この不祥事は、県警の外事課警部補が覚せい剤使用を打ち明けたにもかかわらず、本部長の指示により組織ぐるみで事実をもみ消しそうとした事件。当時“警察の警察”とよばれる監察官の室長の役職にあったT氏は不祥事を正す立場にありながら、具体的な隠蔽工作を主導したとされ、本部長の共犯として執行猶予付きの有罪判決を受けた。
 そんな人物に、警察の昇進試験対策の出版物を取り扱う会社を任せ、半独占的に警察に出入りする権利を与えているというのは、さすが身内に甘い警察というしかないが、いずれにしても、この天下り会社と警察組織の関係を考えると、同社が発行している「BAN」の内容は、当然、警察上層部の意向を反映したものと言えるだろう。右派界隈の外国人差別や沖縄差別の意識を刷り込み、現場の警官の士気を高める――。
 しかも、「BAN」のケースは、氷山の一角にすぎない。前述したように、警察組織内では差別意識を植え付けるような講演や勉強会が日々行われており、その結果として、今回の高江で「土人」「シナ人」発言が出てきたのだ
 あらためて指摘しておくが、差別発言を行った機動隊員を処分するだけでは問題は解決しない。この警察の構造的問題の根源を断たねば、その弾圧や暴力の矛先はますます市民に向かっていく。そのことをゆめゆめ忘れてはならない。
 
「2010年代に各地のヘイトデモが社会問題化するなか、警察はなぜヘイトスピーチの被害者ではなくヘイトデモ隊を守るのかと批判が殺到していたが、ヘイトデモの代表的存在が警察専門誌に登場していたのだとすれば、それも納得がいく」
 
まさにその通りなのである。
 
民族差別などを街頭であおるヘイトスピーチの対策法(ヘイトスピーチ解消法)案が、5月24日の衆院本会議で、自民、民進などの賛成多数で可決、成立したにもかかわらず、街頭で在特会らのヘイトデモを取り締まるどころか、反対派から守るように
警官たちが教育されているとしたら、この対策法も絵に描いた餅以下となり、「差別発言を行った機動隊員を処分するだけでは問題は解決しない」ので、警察の根深い構造的問題の闇の部分を断つことが先決であろう、とオジサンは思う。

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