2018年09月16日

総裁選で赤裸々になった安倍晋三の側近たちの蛮行


昨日は、「石の上に9年では苔が生え腐敗が始まる」の中で、「安倍首相が総裁選討論会で記者から予想外の追及受けて狼狽! 嘘と逆ギレ連発、口にしてはならない言葉も」と、討論会の一部を紹介したのだが、本来はNHKがライブ中継すればかなりの視聴率になったのではないだろうか。
 
YouTubeではノーカットで見ることができたが、なかなかそんな時間がない人も多いと思われる。
 
【自民党総裁選立候補者討論会 2018.9.14】
  
 
NHK 政治マガジン」というサイトでは、記者からの質疑応答の詳細が掲載されていた。
 
この討論会の「安倍vs石破」の部分を切り取って分かりやすくしたツイートがあった。
この質疑応答の場面で安倍晋三は致命的なことを言っていた。
  
「私の妻と友人が関わってきたこと」 
  
やはり答弁原稿がない場合は本人の資質が露呈されるということであろう。 
 
論戦では石破茂に圧倒されてしまう安倍晋三だが、少なくとも自民党内の主要派閥を「論功行賞」をエサに、8割以上の国会議員票を押さえたとメディアは囃し立てているが、地方議員についてはそこまで抑えが効いていないのも事実である。
 
先週には、自民党所属の岡田裕二・神戸市議に対して、「総裁選で地方議員に圧力の安倍首相側近は西村康稔官房副長官! 官僚からもブーイングの恫喝体質」ということが明らかになったが、その数日後には、「『辞表書けと言われた』=石破派・斎藤農水相―自民総裁選」と、現職の閣僚に対してとんでもないことを言う輩も現れたという。
 
もっとも、ヒラの自民党議員が言えるはずもなく、当然、安倍晋三側近であることは間違いない。
 
当然ながらこんな批判が相次いでいた。
もちろん安倍晋三自身がこのようなことを指示することはない。
 
安倍陣営では、自称側近3人衆の下村博文元文科相、萩生田光一幹事長代行、西村康稔官房副長官が、内閣返り咲きと入閣を狙っており「票集め」に勝手バラバラに動きひんしゅくを買っているという。
 
このような事態に対しては、「市議恫喝で炎上…首相側近『西村vs萩生田』の“茶坊主”争い」の記事では、以下のコメントを紹介していた。
  
「おごれる者久しからず。これだけ締め付ければ、仮に安倍首相が勝っても、必ず党内の不満はくすぶり続けます。安倍3選は新たな波乱の幕開けとなりそうです」 
 
「日増しに安倍陣営の権力をカサに着た締め付けへの反発や、“茶坊主”たちの内向きの忠義立てに対するあきれた声が、メディアを通じてボロボロと漏れ出している感じです。安倍陣営の強権的な手法に党内でも不満が渦巻いている証拠でしょう。折しもスポーツ界のパワハラが次々と明るみとなる中、まともな神経の党員なら、政権側のパワハラを許すはずがない。19日の党員票の締め切りまでに、地方で『昔の自民党はこんなに締め付けなかった』との怨嗟が広がれば、新たなハプニングを生み出す火種となりかねません」(政治評論家の森田実)
 
「力ずくの締め付けや、外交日程をタテマエにした論戦回避、災害の政治利用など本来、総裁選で横綱相撲を目指すべき現職首相が繰り出すのは“禁じ手”だらけ。ただ、常識外れの戦術はいずれ破綻し、痛いしっぺ返しをくらうのは必然です。その序章がプーチン大統領のちゃぶ台返しや、恫喝への反発なのだと思います。隠す、逃げる、ウソをつくがアベ政治の特徴とはいえ、総裁選の逃げ恥作戦は石破氏との“がっぷり四つ”の論争では勝ち目がないという焦りの表れ。だから禁じ手の連続で、やっている感を演出。党員の目をごまかすつもりが、いよいよ化けの皮が剥がれてきた印象です」(五十嵐仁)
 
「自民党員も冷静に考えれば、安倍政権が『終わっている』と気付くはずです。『100%共にある』と蜜月を強調してきたトランプ米大統領は、貿易赤字の削減に向け、対日圧力の強化に意欲マンマン。米紙は『日本の指導者との良い関係が終わる』と語ったと報じ、“縁切り”を迫られています。拉致問題や北方領土交渉は1ミリも動かず、アベノミクスの失敗は明白で、労働分配率は43年ぶりの低水準に落ち込みました。外交面も経済面も不安要素は山積みで、総裁選の投開票日までに、まだハプニングがあっても、おかしくないほど。数々の禁じ手の破綻を機に、この3連休で安倍首相支持を覆す党員も多いとは思います」(同上)
 
総裁選は単なる「コップの中の嵐」ではない。
 
そのコップの中の醜い「手柄争い」や、「政権側のパワハラ」、「“禁じ手”だらけで常識外れの戦術」などが国民の前にあからさまになれば、それらは来年の地方選挙や参院選挙に向けて、選択する有効な判断材料になるのではないだろうか、とオジサンは思う。


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posted by 定年オジサン at 12:30| 神奈川 ☁| Comment(0) | 安倍晋三 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする